「スマホ顔」を防ぐフェイシャルマッサージ

スマホの長時間使用が、顔のたるみやシワの原因に

「スマホ顔」を防ぐフェイシャルマッサージ

スマートフォンを長い時間にわたって使っていると、顔が下向きになったり猫背になったりします。こういった姿勢の乱れは筋肉の衰えの原因となり、頬や顎(あご)など顔全体のシワやたるみにつながります。いわゆる「スマホ顔」です。

また、電磁波による肌の赤み、かゆみが出る過敏症を引き起こすとも言われていることもあり、スマホが肌に与える影響はとても大きいのです。日頃のケアで、フェイスラインを整えましょう。

リンパ液や血流を良くすることで、横顔もすっきり

女性が最も気になる部分は、口角からフェイスラインに出る、たるみです。両手を使ってマッサージしていきましょう。皮膚の下にある筋肉を持ち上げるように、口の周り、頬骨の下、目の下の筋肉をこめかみ方向に引き上げ、最後は耳の後ろに流しましょう。大切なのは、手の先だけに力を入れずに顔の丸みに沿って手を置き、手のひら全体で顔にタッチしてみてください。一つのところに集中して力が入らず、お肌に負担がかかりにくくなります。

フェイスラインから首にかけては人差し指と中指を挟むように、顎下から耳の後ろをしごくように流します。リンパ液や血流を良くすることで、たるみやむくみを解消し、横顔もすっきりします。

また、スマホを長い時間使うと、同じ姿勢で首も凝り固まってしまうので、首の筋肉もほぐしましょう。「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」といって、首の横に盛り上がった筋肉がありますが、この下にはたくさんのリンパ節があります。両手を使い下から上へくぼみに沿って押したりしごいたりしましょう。自律神経にも良いのでストレスも緩和されます。耳の後ろが硬い人は、少し強めにしごいてください。

仕上げに鎖骨を指で押してリンパ液を流す

仕上げは鎖骨です。人差し指と中指で鎖骨を片方ずつ押しましょう。そして、脇の下へリンパ液を流す感じでしごいてください。筋肉を持ち上げるときは少々強めに力を入れても良いですが、リンパ管は皮膚表面に分布しているので、ゴシゴシこするとかえって肌を傷めます。面倒だからと言って、器具などを使ってマッサージをするのはオススメしません。お手入れには「手」を使いましょう。

そして、常に笑顔でいることも効果的です。人は、顔に笑みを作る際、口角を上げます。日頃から笑顔を心掛けると、たるみ防止になるだけではなく、人に好印象を与えコミュニケーションがスムーズになることもあるでしょう。ぜひ試してみてください。

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