新しい“ポケットスタイルPC”『VAIO Pシリーズ』

VAIO Pシリーズ

ソニーは『VAIO』の夏モデルとして、“ポケットスタイルPC”と銘打った『Pシリーズ』を5月22日に発売します。価格はオープンで、市場推定価格は約10万円。同社の直販サイト『ソニースタイル』では、5月17日から予約販売を開始し、価格は7万9800円(税込み)から。

昨年発売した『type P』同様、8型のワイド液晶を搭載したポケットサイズのミニノート。液晶の両脇にタッチパッドやクリックボタンを搭載し、両手で持った状態でスクロール、クリック、ダブルクリックの操作ができる“モバイルグリップ・スタイル”を提案しています。

CPUには『インテル Atom プロセッサー Z530』を搭載し、記憶装置には全モデルでSSD(Solid State Drive)を装備。データの読み書きを高速化しているほか、付属のバッテリーで最長約5.5時間、別売りのLバッテリーで最長約11.5時間のバッテリー駆動を実現しています。

VAIO Pシリーズ

天板、底面、バッテリー、キーボードを1色で包み込んだデザイン。手になじみ、やわらかく心地よい印象を与えます。ビビッドなカラーも特徴で、ホワイト、オレンジ、ピンクのほか、『ソニースタイル』ではグリーン、ブラック、ブラッククロコダイルも選択できます。

『type P』では「文字が見にくい」という評判でしたが、出荷時の文字サイズを従来の96dpiから120dpiに向上し、文字やアイコンを大きく表示させることで見やすさを向上しています。解像度の切り替えボタンを装備しており、ボタンを押して1600×768と1280×600の解像度を切り替え可能。環境光を測定して最適な輝度を設定する『照度センサー』の搭載により、消費電力を抑え、バッテリー駆動の長時間化を実現しています。

ちょっと変わった機能として、加速度センサにより、本体を左右に傾けてウェブページの送りや戻しの操作ができる機能を搭載。また、本体を横持ちから縦持ちに変更すると縦長表示モードに切り替わり、縦長のウェブページや写真が見やすくなります。

標準仕様のモデルでは、無線LANに加えてWiMAX機能を搭載。受信で最大13Mbps、送信で最大3Mbpsのワイヤレスブロードバンド通信機能を外部機器なしで利用できます。『ソニースタイル』で購入できる『VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデル』では、無線WANの搭載を選択可能。NTTドコモの『FOMA HIGH-SPEED』または日本通信の『b-mobile』から回線を選択できます。

VAIO Pシリーズ

『VAIO Pシリーズ』主な仕様
CPU:Atom Z530(1.6GHz)
液晶モニタ:8型ウルトラワイド(1600×768ドット)
メモリー:2GB
外部記憶装置:SSD 64GB
OS:Windows 7 Home Premium

画像:ソニーサイトより引用

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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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