【メーカーに聞きました】ゲームのバグ発覚からその後 “ブログも閉鎖”

先日、『Xbox 360用ゲーム! バグだらけでメーカーとプロデューサーが緊急謝罪』という記事を掲載した。そのゲームとは、『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA』というシューティングゲームなのだが、この件を簡単に解説すると、ゲームを発売してはみたもののゲーム性が著しく損なわれる不具合が発覚し、多くの購入者が非難しているという騒動である。

ちょっとしたバグなら1000歩譲って許したいところだが、ゲームデータのロード時間が異様に長い、銃弾が突然消滅する、弾が途中で変形する、ボタンの反応が鈍い、ミュージックのテンポが違う、ゲームがフリーズするなど、ゲームとして、シューティングとして致命的な不具合ばかりということで、ユーザーが許せる範囲を超えるレベルのデキだという。

このことについて当編集部は、開発元の “株式会社5pd” に取材をし、コメントをいただくことができた。現在はどのような対策を考えているのだろうか?

取材に対応してくださったスタッフによると、「ただいまスタッフ総出で情報を集め、不具合の検証しているところです。まだ発売から間もないゲームですので、とにかく情報を集め、不具合を見つけ出して検証しているという段階ですね」とのこと。「ユーザー様からも多くのご意見や情報を頂いていおります。皆様はご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、対策が決まりしだいサイトのほうに掲載していくので、そちらをご確認いただければと思います」とのこと。

ここで気になるのは、インターネットをしないプレイヤーはどうやって修正パッチなどのデータを受け取るのだろうか? 対策方法がまだ決定していない今の段階では、どうユーザーに対して適切な対応をしていくのかわからない状態である。また、このゲームプロデューサーの “さかりまさき” 氏の公式ブログ『High Grade:QP』が閉鎖されてしまった。こういうときこそ、プロデューサーから非公式でもいいので、対策の進捗情報などをブログに掲載し、ユーザーを安心させてほしかったのだが……。

当編集部にも『怒首領蜂』シリーズのコアなユーザーがおり、今回の件について「デキの悪さは『怒首領蜂』が好きな人ほどすぐわかる」と語っている。メーカーとしてどのような対応をするか、そこでもメーカーとしての評価がなされる。できるだけ早い時期での対応をお願いしたいものだ(このニュースの元記事はこちら)。
 
イラスト: ピョコタン
 
 
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