マンガで読むヒップホップの歴史——『ヒップホップ家系図 Vol.1』
ヒップホップの歴史を描いたコミック『ヒップホップ家系図』(エド・ピスコー著、綾井亜希子訳、プレスポップ刊)が、このたび発売された。
『ヒップホップ家系図』とは、エド・ピスコーによる『Hip Hop Family Tree』というアメリカのコミックを訳出したもの。オリジナルはBoing Boingというメディア・サイトにて連載されている。
ヒップホップの歴史におけるさまざまな重要アーティスト、プロデューサーなどなどを独特のアメコミのタッチでキャラクター化し、その歴史を解き明かしていくもの。よくある音楽の歴史ドキュメンタリー映画や書籍のマンガ版といったところだろうか。今回発売されたのはVol.1(最終的には全10数巻つづくコミックらしい)。内容は、クール・ハーク、グランドマスター・フラッシュ、グランドウィザード・セオドア、アフリカ・バンバータなど、初期のブロック・パーティDJから〈シュガーヒル〉などなど、オールドスクールがかなりマニアックに語られていて、まさにヒップホップはじめて物語。
ぜひともこの先も翻訳が出てほしい!
購入は下記、プレスポップ社サイトなどで(Amazonで悪い業者が2倍ぐらいの値段で出しているのは買わない様に!)。
(河村)
・『ヒップホップ家系図 Vol.1(1970-1981)』はこちらで購入できる
http://www.presspop.com/jp/item/ 2419/
・『Hip Hop Family Tree』の連載
http://boingboing.net/tag/hip-hop-family-tree
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