インディーゲームの祭典『BitSummit 2014』一般デーブース総ざらいレポート:Eブロック
3月7日から9日にかけて京都・みやこメッセで開催された『BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-』。120近いインディーゲーム開発者が出展したインディーゲームの祭典から、筆者が一般デー2日目で実際に見ることができた個々のブースを総ざらいで紹介していきます。小規模なブースが中心のEブロックから逆に見ていったのですが、どこまでたどり着けるのか。まずはEブロックのレポートをお届けします。
イベント全体のレポートと、それに関連する日本のインディーゲームシーンの動きについてまとめた記事はこちらをご覧ください。
開発者が主役となる舞台へ インディーゲームの祭典『BitSummit 2014』レポート
https://getnews.jp/archives/554986
会場図はこちら
http://bitsummitmmxiv.indie-stream.net/wp-content/uploads/pdf/bitsummit2014_0308-09map_JP.pdf[リンク]
E-01:Studio F#
ひとつの世界の歴史軸上で起こったさまざまなストーリーをゲーム、小説、漫画、音楽などの手法で表現していく『創作未来クロニクル』を出展。Windows用ビジュアルノベル『シュガードロップ・ブレイクアウト』や、PlayStation Mobile向けに開発中のアドベンチャー『ファーメイツ!』など。
Studio F#
http://www.f-sp.net/index.php[リンク]
E-02:TEAMpsc
キューブを撃って連鎖を作るアクションパズル『CUBEAT』を出展。PC用に開発中で、オンライン対戦できるAndroid/iOS版の開発も予定しているとのこと。
TEAMpsc
http://cubeat.game.tw/jp/index.html[リンク]
E-03:CAVYHOUSE
星空を育成するWindows向けシミュレーション『真夜中は星づくよ』ほか、内臓のなる植物を育てるという開発中の臓物クリックゲーム(!)『わすれなオルガン』などを出展。
CAVYHOUSE
http://www.cavyhouse.net/[リンク]
E-04:九龍
残念ながら未見。
http://kujin.net/[リンク]
E-05:RIKI
『BitSummitアワード』の革新メビウスの帯賞を受賞した『キラキラスターナイト』を出展。ファミコンのROMを自作してしまったという作品で、ファミコン当時には表現できなかったパーティクルやスクロール処理を新しい演算処理で実現しているとのこと。
LEDだけで表現した格闘ゲームも会場では人気でした。
RIKI
http://riki2riki.com/[リンク]
E-06:ウェブマジック
Windows/Mac向けに開発中のアクションRPG『Karvan’s』を出展。中世ユーラシア大陸を模した舞台で旅をする内容で、体格に基づくキャラクターの能力や物理的なサイズに応じた武器の特性、キャラクターの交配による進化などユニークなゲームシステムを持つのが特徴です。
ウェブマジック
http://www.webmaxiq.com/[リンク]
E-07:ハチビッツファナティクス with ニカリス
『Xbox Live』で配信中の『Aban Hawkins & the 1000 SPIKES』をリメイク、PS4/PS Vita/Wii U/3DS/PC向けに開発中の『1001 SPIKES』を出展。
ハチビッツファナティクス
http://8bits.nukimi.com/[リンク]
E-08:InkBit Collective
Windows/Mac向けに開発中のアクションアドベンチャー『Desolate』を出展。手ぶりでキャラクターとコンタクトして仕掛けを解くなど、独特の雰囲気がある作品です。
InkBit Collective
http://www.desolate-game.com/[リンク]
E-08:Ride the Buffalo
残念ながら未見。
Ride the Buffalo
http://www.giacomovaccari.com/[リンク]
E-09:little big mmo
『BitSummitアワード』でゲーム・デザイン最優秀賞を受賞した『Gangs of Space』を出展。Windows/Mac/Unity向けに開発中のシューティングをMMOにしたユニークな作品で、現在『Steam Greenlight』で支援を募集中。
little big mmo
https://www.gangsofspace.com/en[リンク]
E-10:Qroster and JellyCrew
Qrosterが開発した、同じ色のゼリーを結合させてクリアするWindows用アクションパズル『ゼリーのパズル』を出展。JellyCrewによるAndroid版も配信中。
Qroster
http://qrostar.skr.jp/[リンク]
JellyCrew
http://www.jellycrew.com/[リンク]
E-11:17-BIT
70~80年代のアニメと90年代のシューティングを融合した世界観と高度なAIが特徴の2Dシューティング『ガラクZ』を出展。PS4、PS Vita向けにリリース後、PC向けを『Steam』で配信予定とのこと。
17-BIT
http://17-bit.com/[リンク]
E-12:オージーテック
ステルス型2Dアクション『かげろうの城』、プラットフォーム型アクションパズル『クオリアーズ』を出展。いずれもWindows版をサイトで配布中。
オージーテック
http://www.ogtech.jp/ja.html[リンク]
E-12:札幌ゲーム制作者コミュニティ Kawaz – TeamVOX
コマンド選択RPG『VOXQUEST』『VOXCHRONICLE』を出展。4小節に1回、コマンドの選択と実行ができるという音楽要素を取り入れたユニークなゲームシステムのiOSアプリ。
札幌ゲーム制作者コミュニティ Kawaz – TeamVOX
http://voxquest.tumblr.com/[リンク]
E-13:Vitei
『BitSummitアワード』で大賞の朱色賞を受賞した『MODERN TAXI DRIVER』を出展。『Oculus Rift』対応の3Dアクションで、タクシードライバーになってゾンビのお客を目的地へ届けるというもの。3DS『スティールダイバー』などコンシューマー向けタイトルを開発した会社ですが、そのインディーらしいゲーム内容で会場人気が高い作品でした。
Vitei
http://www.vitei.com/jp/[リンク]
E-14:TPM.CO SOFTWORKS
RPG『タロティカ・ブートゥー』を出展。ドット絵の雰囲気が懐かしいと思ったら、なんとMSX用に開発した新作ゲーム。
TPM.CO SOFTWORKS
http://www.tpmcosoft.com/[リンク]
E-15:Pixel Box&Tabletop Pixel
PlayStation Mobile向けのディフェンス型パズルゲーム『Ekoro』、HTML 5ベースのピクチャーパズル『SUPER PUZZLE NEO』を出展。
Pixel Box&Tabletop Pixel
http://www.tabletop-pixel.com/bitsummit/[リンク]
E-16:三原亮介
iOS用ローグライクゲーム『Gesuido』を出展。32×32ピクセルの白黒アイコンは昔のMacで使われたアイコンをイメージしたもので、一部アイコンは『HyperCard』で制作しているとのこと。オールドマカーには懐かしい雰囲気の作品です。
Gesuido
http://mihararyosuke.com/gesuido/ja/[リンク]
E-17:ぷーすけ
Windows用の鉄道経営シミュレーション『鉄道事業戦略 完全版』を出展。史実を基にしたシナリオや簡単なダイヤ設定などが特徴です。
ぷーすけ
http://overloadgames.x0.com/[リンク]
次回はDブロックの出展作品を紹介します。
BitSummit
http://bitsummit.org/index-jp.html[リンク]
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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