“デ・ニーロ・アプローチ”70歳でも健在! 新作で15キロ減量&9時間本気の殴り合い
『ロッキー』で世界中にその名を轟かせて以来、ハリウッド・スターとして君臨し続ける男シルベスター・スタローン(67歳)と、『レイジング・ブル』でアカデミー賞主演男優賞に輝き、ハリウッド史上最高の俳優の一人として世界中から尊敬を集める男、ロバート・デ・ニーロ(70歳)。
地球に住む者なら誰でも知っている“映画界の生きる伝説”のW主演が遂に実現。引退を翻し、永遠のライバルとして人生最後のボクシング・マッチに挑む老ボクサーに扮してリングに上がる注目のアクション・ドラマ『リベンジ・マッチ』が本日4月4日(金)より公開となります。
ロバート・デ・ニーロと言えば、自身の役柄のリアリティを追求する為の独特のメソッド“デ・ニーロ・アプローチ”が有名。過去インタビューで、
「演技とはすべて、無いものをあるかのように見せる幻影。私は役を演じる時、そのキャラクターを全て知り尽くしたいのだ。俳優というものは、ありとあらゆる人間になり、その人生を生きなければならない」
と熱弁をふるう通り、アカデミー賞助演男優賞に輝いた『ゴッドファーザーPARTⅡ』では撮影前にシチリア島で数ヵ月間島民達と生活し独特なシチリア訛りのイタリア語を完全マスター。『レイジング・ブル』では体重を25キロ増量し実在のボクサーを演じ、『アンタッチャブル』では1週間毎日時間をかけてアル・カポネの顔写真どおりに額の生え際の毛を全て抜くほど。過去多くのスターたちが彼の影響を受け、本年度アカデミー賞主演男優賞を獲得したマシュー・マコノヒーも役柄にあわせて20キロ減量したことで話題となりました。
そして、『レイジング・ブル』を彷彿とさせる自身の集大成と言える本作『リベンジ・マッチ』で、還暦を過ぎた70歳となった今もなお“デ・ニーロ・アプローチ”を試みていることが明らかに。劇中の最大の見せ場、スタローン VS. デ・ニーロの死闘を撮影するため、専門のトレーナーはデ・ニーロをボクサー“らしく”ではなく、ボクサー“そのもの”に鍛え上げるため様々なメニューを提案。
撮影の初日までの数カ月間、デ・ニーロは有酸素運動と筋力トレーニングをこなし、食生活を変え、15キロ以上の減量に成功。毎朝5時にはジムに入り、1時間の基礎トレーニングに続いて45分間のボクシング練習に臨み、鍛え抜かれた見事な肉体を披露しています。またリング上での撮影は9時間にも及び、スタローンとデ・ニーロはノースタントで本気で打ち合い続け、スタッフ全員を感動させた逸話もあるほど。1969年の俳優デビューから45年。今もなお第一線で活躍し続けている所以が垣間見えるエピソードです。
まさに『ロッキー』VS.『レイジング・ブル』。しかも2人あわせて137歳! 果たして、人生最後のガチバトルの行方は如何に!? 熱い闘魂を乗せた決戦をスクリーンで目撃せよ!
『リベンジ・マッチ』ストーリー
ヘンリー・“レーザー”・シャープ(スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(デ・二―ロ)。ボクシング界でその実力を競い合っていた若き日の2人は、熾烈なライバル心から全米で注目を集めるようになる。互いに1回ずつ勝利を収めたが、1983年、いよいよ運命の3回目の決戦前夜、レーザーが突然引退を発表。謎を多く残したまま、両者のボクサー人生に強烈なノックアウト・パンチを与えた。あれから30年後・・・―大儲けのチャンスだと確信したボクシングのプロモーター、ダンテ・スレートJr.は、2人が拒めないオファーを出す。そのオファーとは、もう一度リングに上がり、今度こそ、最終決着をつけるというものだった・・・。スタローン(67歳)VSデニーロ(70歳)!!オヤジ達の誇りを賭けた“人生最後のガチバトル”が世界中を熱狂の渦に巻き込む!
http://wwws.warnerbros.co.jp/grudgematch/
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