こんなイケメンが罠にかかるなんて! 罠ゲー『影牢』シリーズ最新作の驚愕ムービーとイケメンインタビュー「知らないと思いますけれど、風船は本当に怖いんです」
先に言っておこう。ノンスタイルの井上さんは、イケメンだ。
……あ、ブラウザ閉じないでください。お願いします。後述のリンクはかなり面白いので損はしません、きっと!
今回の取材は、web用・特別ムービーの収録現場。今回特別に取材させていただけることになった。
かつて大きな話題となった『刻命館』『影牢』『蒼魔灯』などの通称『影牢』シリーズ。
この『影牢』シリーズ最新作である『影牢 ダークサイドプリンセス』リリースされるにあたり、スペシャルコンテンツが製作されることになったのだ。
悪になれ!何の罪もない人をワナにかけろ! ――『影牢』シリーズとは
『影牢』シリーズは、「剣も銃も使えない非力な主人公が、館にやってくる人々をトラップにハメて倒す」という「悪」視点の「トラップアクション(悪ション)」ゲーム。
記者も1988年に発売された『影牢』をひたすらプレイしたうちのひとり。何も知らずに屋敷に忍び込んできた村人たちをワナにかける罪悪感はハンパない(ご丁寧に、その村人がどんな性格でどんな人となり、生い立ちなのか、なども「村人用プロフィール画面」から確認できるので変な感情移入まで誘うのだ。ひどい!)。
しかしその罪悪感が次第に快感へとつながっている自分に気が付いた時、エンディングに勝るとも劣らない衝撃を覚えた記憶がある。
新作『影牢 ダークサイドプリンセス』はPlayStation3、PlayStation Vitaのクロスプラットフォームにて発売される。
コンセプトはそのままに、ゲーム内容、インターフェースやグラフィックは刷新されて登場となる。新作タイトルの発売にともない、今回「スペシャルコンテンツ」が登場する(リンクは後述)。
ノンスタ井上「そんなんじゃワナにかかりませんよーだ」
このスペシャルコンテンツは、ずばり「NON STYLE(ノン・スタイル)井上さんをワナにかける」というもの。
提示される選択肢に応じて、ムービーの結果がどんどんと変化していくという内容だ。
すなわち、当日の収録では分岐の数だけ、井上さんがワナにかかったりひどい目に遭う。遭いまくる。しかし、うまくワナにかけられなかった場合には憎たらしいコメントを残しながら去っていってしまうのだ。
見知らぬ通路を歩く井上さんが目にする「異物」。触れると“何か”が起きるのだが、その井上さんの表情は逐一、高性能カメラで収録される。
印象的だったのは、「こうしたほうが面白いですよね」と井上さんが嬉々としながら提案をしている様子。
その結果、「イイ顔」の井上さんのムービーが着々と蓄積されていった。記者が見た限りでも、正直、見ごたえがあるものばかりなので、是非確かめていただきたい。(あと、“憎たらしさ”も相当です)。
この日の撮影は朝から始まり、結果、深夜に及んだ。
そんな状況なのでノンスタ井上さんの疲労はなかなかだったはずだが、非常に快くインタビューに応じてくださった。
僕をワナに仕掛けてスカッとしてください(笑)――井上さんインタビュー
―― 撮影どうもお疲れ様です
ノン・スタイル井上さん(以下井上)「おつかれさまです!」
―― 今回井上さんワナにかけられまくっているという事ですが、現段階振り返っていかがですか?
井上「まだこの後にも用意してあるという事なので、まだまだあるとは思うんですが楽しい撮影です」
―― 結構いろいろなアイデアなんかも現場でお出しになられて
井上「そうですね。僕、(デビューから)15年目を迎えてるんですけれども、1年目から5年目まで大阪の劇場でよくやってたようなことが目白押しでした(笑)」
―― 撮影の中で「風船が本当に怖いんだよ」というお話をされてたのを小耳にはさんだのですが。「バラエティの風船は本当に怖い」というようなお話をされてましたね
井上「そうなんですよ。スタッフの方は風船の本当の怖さを知らないんですよね(一同笑)。(バラエティなどで使われている)風船が怖いのは、音じゃないんです。切れるんで! 当たり所が悪ければ」
――き、切れる?!
井上「バーンって破裂したときに……要はゴムじゃないですか、ゴムがすごい勢いで肌にベッチーンって当たったりしたら(ひどいことになる)。SMの女王様にムチでドつかれてる感じです。」
――痛いですね……
井上「そういう思いもしてきてますので、ね。」
―― そう思うと、確かに“風船のシーン”の表情は真に迫るものがありました
井上「本当に怖いです」
―― そもそも、今回井上さん、ワナにかけられるような覚えはないと思うのですが
井上「いやまあ、おそらくですけれども、全ての女性を虜(とりこ)にしてしまった結果、世の男性に恨まれてるんだろうな、と思っています」
―― ……おっしゃる通りかと思います
井上「はい(笑)」
―― 『影牢』というゲームはご存知でしたか?
井上「いえ、このお仕事受けるまで存じ上げてなかったんですが、内容を聞いてみて“ちょっとやってみたいな”と思いますね。面白そうですね。」
―― 実際にワナを仕掛けてみたい人は居ますか?
井上「相方(ノン・スタイル石田さん)が、おっきい音とか苦手なんですよね。それこそ風船とかで驚かしてみたいですね(笑)」
―― ムービー公開に向けてファンの皆様に一言お願いします!
井上「ゲームはもちろんなのですが、この動画を見ていただいて、僕をワナに仕掛けてスカッとしてほしいです。ワナにひっかけられず悔しい思いもしてほしいです(笑)ゲーム同様、この動画を見ていろんな感情を抱いていただければいいですね! そこでたまったストレスは、ゲームで発散していただけたら(笑)」
―― 引き続き撮影頑張ってください
井上「ありがとうございます。がんばりますー」
楽しそうに話すノンスタ井上さん。あんなにヒドい目にあっている、あんなにヒドい表情なのに、イケメンだ。間違いなくイケメンだ。
……いや、これは言い過ぎ。ナルシストな井上さんを見てるとワナにかけてしまいたいし、ワナにかからなかった井上さんの表情は「ウザっ!」って思っちゃいます。
問われるタイミング、そして「絶対に失敗したくない!」と思ってしまう
リアルトラップムービー「井上 in 影牢」
http://kagero-realtrap.jp/
このコンテンツ、タイミングという形でプレイヤーのテクニックが多少なりとも問われる。うまくいかないときには当然、井上さんにひどく罵(ののし)られ嘲(あざけ)られるので、正直、腹が立つかもしれない。
そのせいもあって、馬鹿にされる結果を見た時には「絶対成功させてやる!!」と思ってしまうのだ。もちろん、それだけにうまくいったときの快感も大きい。
まだ『影牢』シリーズをプレイしたことの無い人にも、このムービーコンテンツを通して新作の醍醐味や“悪マインド”がきっと届くのは間違いないです。だって、絶対笑ってしまうもの。
ぜひともこのムービーコンテンツで、ヒドい目に遭うイケメン井上さんを堪能してほしい。
リアルトラップムービー「井上 in 影牢」
http://kagero-realtrap.jp/ [リンク]影牢 ~ダークサイド プリンセス~
http://www.gamecity.ne.jp/kagero3/main.html [リンク]対応機種:PlayStation3 / PlayStation Vita
発売予定日:2014年2月27日発売予定
価格:
PS3版:9,800円(税抜)
PS Vita版:8,800円(税抜)
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