ディーヴォのオリジナル・メンバー、ボブ・キャセールが急逝
ディーヴォ『Freedom Of Choice』ジャケット画像
USのロック・バンド、ディーヴォのオリジナル・メンバーであるボブ・キャセールが、2月17日に亡くなったことがあきらかとなった。享年61歳。バンドのオフィシャルサイトに掲載されている声明によると、彼は心不全で突然この世を去ったという。
52年生まれのキャセールは、兄のジェラルドとマーク・マザーズボウが結成したディーヴォに初期から参加。バンドは78年発表のファースト・アルバム『Q: Are We Not Men? A: We Are Devo!(邦題:頽廃的美学)』をはじめ、『Duty Now For The Future(邦題:生存学未来編)』『Freedom Of Choice(邦題:欲望心理学)』など名盤を次々と発表、エレクトロニクスを採り入れたサウンドやコンセプチュアルな活動スタンスで、電気グルーヴやPOLYSICSといった日本のグループも含む後進に強い影響を与えている。キャセールはギターやキーボード、コーラスに加え、サウンド・エンジニアとしても活躍しており、ディーヴォのメンバーとして〈SUMMER SONIC〉にも出演した。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
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