『アマゾン』でジャニーズのCDを検索するとジャケットが表示されない珍現象
世界で一番大きいであろう通販サイト『アマゾン』。買った商品に関連する物をオススメしてくれてついつい余計なものまでオススメしてくれたり、過去に買った商品からオススメをトップ画面に表示してくれるなど便利なサイト。
そんなアマゾンで珍現象が発覚した。というよりも仕様である。
アマゾンでジャニーズのCDを検索するとジャニーズアーティストが載っているジャケットは全て緑のジャケットに置き換わっているのだ。実はジャニーズ事務所がネットに写真掲載を一切認めていないためである。『嵐』『KAT-TUN』『SMAP』『V6』『関ジャニ∞』全てアーティストの載っているジャケットのみは緑ジャケットに変更。ジャケット名が記載された形となる。
アマゾンだけではない?
ではアマゾンだけなのだろうか? ほかのサイトも確認してみることにした。『楽天』も同様にアーティストが掲載されているジャケットは文字だけのものに変更されている。色は『アマゾン』の緑とは異なるが基本的にやっていることは同じである。『タワーレコード』のウェブサイトの場合は「No Image」として対応。
また『2014.4→2015.3 ジャニーズJr.カレンダー』に至ってはイラストに変更されている手の込みようである(実物はイラストではなく写真)。
唯一見ることができるのは個人が商品を出品している『ヤフオク!』くらいだろうか。ここまで徹底してネット上にアーティストの写真を掲載させたくないジャニーズ。ネットに一度掲載されると複製されて無断利用されるのを恐れているようだ。特に高画質な画像が出回るとそれを使い非公式商品化されてしまうこともある。自社アーティストブランドを守るために必要な対応と言えるだろう。
実際『ジャパンエキスポ』の韓国ブースでジャニーズの非正規商品があたかも公式かのように売られていたのを私は目の当たりにした。このような事案があっては簡単にネットに掲載できないだろう。しかし、こういった画像はテレビ映像から持ってきているケースもある。
過去に『嵐』のライブチケット転売屋を駆逐してくれたこともあったが、そのときはネットユーザーからも称賛されていた。
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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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