デザイン?それとも耐久性? ”音ガール”がヘッドフォン&イヤフォンを選ぶポイントとは

『iPod』や『WALKMAN』といったポータブルプレーヤーだけでなく、スマートフォンでも音質にこだわったモデルが出るなど、アウトドアでの音楽を聴く機会が多いという人にとって悩ましいのがヘッドフォンやイヤホン選び。アーティストのJulie Wataiさんが”ヘッドフォン女子”として専門店『eイヤホン』とコラボするなど、ファッションという面でも熱い視線が注がれており、実際に演奏やDJといった活動をしている”音ガール”のアイテムとしても重要な存在。
また、ヤマハが本格派のヘッドフォン『HPH-M82』を2014年2月中旬に発売するのをはじめ、カラーやデザインがスタイリッシュなものや重低音に特化したモデルなども登場しており、市場自体も盛り上がりを見せています。

音質にもデザインにも凝る女子の間で評判がいいのは、SENNHEISERの『MOMENTUM On-Ear』。7色のカラーもさることながら、「とにかく軽い!」(21歳・大学生)というようにケーブルを除いて約152gという重量と、18Ωトランスデューサーで「高音も低音もバランスがいい」(24歳・DJ)と音質面でも妥協のなさが支持されている理由となっています。

MOMENTUM On-Ear (SENNHEISER公式サイト)
http://www.sennheiser.co.jp/sen.user.Item/id/987.html [リンク]

2013年秋より日本で本格展開して、ビックロ・ビックカメラ新宿東口店で浦浜アリサさんがDJプレイをして話題を集めた『Skullcandy』(スカルキャンディー)も、そのポップなデザインが西海岸を中心に人気となっているヘッドフォン。特に『CRUSHER』(クラッシャー)は低音域スライダーで重低音を調節でき、ベース音専用のサブウーファーなどもあり「曲に集中できる」(19歳・専門学生)といった声も。ダンサブルなサウンドとの親和性が高く、とにかく没入したいという際に使いたいアイテムといえるでしょう。

Skullcandy Headphones & Earphones (公式サイト)
http://jp.skullcandy.com/ [リンク]

ヘッドフォンだけでなく、イヤフォンもハイエンドモデルが次々と発表されて注目を集めています。
イギリスのメーカーATOMIC FLOYDでは、音質もさることながら耐久性の高いケブラー素材のケーブルを使用。通勤・通学の際に混雑する電車の中でも安心できます。
最高級モデルの『SuperDarts +Remote』は、低域用のダイナミック型と中高域用のバランスドアーマチュア型の二種類のドライバーを採用しており、その実力は国内外で活躍するトランステクノ系の女子DJ・Pandora a.k.a まゆりんちさんも「空間に広がりが感じられて柔らかい」と太鼓判。また、硬質なシルバーにレッドというフォルムも「クール系のファッションを合わせたくなりますね」(26歳・プレス)と満足度が高いようです。

Atomic Floyd (公式サイト)
http://www.atomicfloyd.jp/ [リンク]

ここで紹介したものだけでなく、多種多様なモデルが発売されており活況を呈している音響業界。それだけに、「何を選んでいいのかわからない」という人も多そうですが、やはり各メーカーが一堂に会するイベントや専門店で実際に聴き比べてみるというのが一番の近道。最近では通販サイトなどの情報も充実しているので、リサーチしてから足を運ぶというのがおすすめです。

とはいえ、音に集中しすぎると事故のもと。程度なボリュームと安全のための『eイヤホン』『フジヤエービック』『アキハバラe市場』といった専門店が協賛する『SAFE LISTENING』でも注意喚起されています。「No Music,No Life」な日々を過ごすためにも、耳を休めたり周囲に気を使うことも忘れずに。

SAFE LISTENING
http://safelistening.net/ [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: https://note.com/parsleymood

TwitterID: ryofujii_gn

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