“+1”したGoogleユーザーのコメントが企業の広告として登場!?

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SNSとして、世界でも人気があるFacebookだが、Facebookの広告ツール「Sponsored Stories」は、ユーザーにとって議論を呼んだサービスだろう。これは、Facebookの“いいね!”ボタンや“チェックイン”機能を使った広告で、商品やサービスを評価する内容の記事などを、ユーザーの許可なく、企業が自社の広告として使用できるというものだった。ユーザーの友人の誰かがある店に“チェックイン”したら、ユーザーのニュースフィードだけでなく、企業の広告としても表示される可能性があるということになる。

今度はインターネット検索サービスGoogleが、同じような広告サービスを11月に導入すると発表した。Googleでレビューをシェアして“+1”をしたり、Google Playのアプリでプラス評価のレビューを書いたりした場合に、Facebookの「Sponsored Stories」のように、企業が広告として、ユーザーのコメントなどを流用できるようになる。

家族や友人などの身近な人がしている口コミは信憑性が高く、強力な広告塔になるため、企業としてはそのユーザー間のコネクションを活用したいところだろう。ただしGoogleでは、この新方式の広告で採用対象となるのは、18歳以上の大人に限り、またユーザーは自分で、広告対象外としてオプトアウトの設定をすることが可能になっている。今後、あなたの写真や書いた記事が、Googleの広告として表示される日もあるかもしれない。

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