疑って、仲間を処刑しよう――命がけの“人狼”がスクリーンでゲームスタート 映画『人狼ゲーム』
『汝は人狼なりや?』、通称『人狼ゲーム』。ヨーロッパで古くより愛されたパーティーゲームで、日本でもじわじわと注目が集まり、今年はテレビで特番が組まれるほどの『人狼』ブームが起こった。
そんな『人狼』がこのたび映画となる。桜庭ななみを主演に迎えた国産ソリッド・シチュエーション・スリラー『人狼ゲーム』だ。
『人狼』の基本的なルールは、その場にいる人間の中で「村人」と「人狼」とを割り振り、「村人」は誰が「人狼」かを推理しながら、毎晩「人狼」と思われる人物をひとり処刑する。そののち、「人狼」は「村人」をひとり襲って殺害する。最終的に、「人狼」をすべて処刑できれば「村人」の勝利となる。「村人」は口頭のやりとりだけで仲間内から「人狼」の正体を見破り処刑せねばならず、「人狼」は処刑を免れるため決して自分の正体を見破られてはならない。お互いがお互いを疑って騙し合う、非常にスリリングなゲームだ。
本来のゲームとこの映画の違うところは、「村人」による「人狼」の処刑、「人狼」による「村人」の殺害が、それぞれ本当に行われるということである。殺せなければ全員死亡という逃げ道なしのルールのなかで、生き残るのは誰なのか――。
映画『人狼ゲーム』は10月26日より新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー。
<STORY>
高校2年生の愛梨が目覚めると、そこは暗い部屋。男女計10人が拉致され、閉じ込められていた。不可解な状況に戸惑う愛梨たち。唯一あった扉を開けると、そこには円形に並んだ十個の椅子のある部屋が。中央のモニターからは『あなたたちは村人です。紛れ込んだ2人の「人狼」を探し、夜9時までに殺して下さい。』とテロップでメッセージが映し出される。
唖然とする彼らを前に画面が切り替わる。そこには『殺せなかった場合、全員死亡します。』の文字が……。彼らはなぜここに集められたのか?そして、生き残るのは誰か……生死を賭けたゲームが、いま始まる――。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=0TSCzDw6qro
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