「こういった情報がネットで大きく取り上げられる状況は恐ろしい」 『テルマエ・ロマエ』付録問題でコミックビームが見解を発表
9月12日、映画化もされた人気漫画『テルマエ・ロマエ』の作者であるヤマザキマリ
(@Thermari)さんが『Twitter』にて下記ツイートを行った。
あまりにびっくりしたので。 今回の付録(テルマエお詫び手拭)の事も前回の付録の事もわたしはそんなものが出るなんて一切教えてもらえていなかったという衝撃。 原作者は知らなくて良い事なのか、これも http://thermaeromae.com
これに対して、「それはありえないだろう」といったような意見が相次ぎ、かなりの反響を呼んだ。翌13日には、『テルマエ・ロマエ』が連載されていた『月刊コミックビーム』のサイトのトップページに、大々的に「月刊コミックビームの付録について」というコミックビームの奥村勝彦編集長の署名入り文章が掲載される。
それによれば、コミックビーム側はヤマザキさんサイドに企画説明と監修をお願いしたとのことで、マネージャーと弁護士に今回の説明を求め、今後について協議を続けているとのこと。それ以外に
「しかし、インターネット上で、この話題が拡散、『炎上』していくのは、我々の予想を超えた速度でした。このままでは、コミックビーム編集部だけでなく、株式会社エンターブレインに関係する多くのかたがたにまで迷惑が及ぶ可能性があると判断し、当編集部の見解をここに公にすることといたしました。」
「なにかの間違いや行き違いから、このような事態になったことに、我々コミックビーム編集部は困惑し、とても悲しく思っています。こういった情報が、インターネット上で大きく取り上げられてしまう現在の状況は、本当に恐ろしいことだとも感じております。」
といったネットに対する恨み節ともとれるような内容のものがあり、蛇足ではないかと批判もされているようだ。
ちなみに奥村編集長は、桜玉吉先生の漫画にO村として出てくる元秋田書店のコワモテの編集長である。玉吉先生が「作者も知らない付録がついてる!読もう!コミックビーム!」とか漫画にしてくれたりしないだろうか。
※画像は『コミックビーム』のサイトより引用
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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