【調査】祖父が孫と車で出かけるのは不安?「イクメン」ならぬ「イクジイ」の実態に迫る!
「イクジイ」という言葉をご存じだろうか?両親をサポートし、育児に積極的にかかわる祖父のことだ。「イクメン」という言葉は広く浸透しつつあるが、イクジイについてはまだまだ一般的ではない。そこで、敬老の日を前に、イクジイの実態に迫る!
シタシオンジャパンの調べによると、育児をサポートする「イクジイ」は87.6%。そのうちの52.7%は、車で行楽地やショッピングモールに出かけたり、徒歩や自転車で公園に行ったりと、孫と一緒にアクティブに遊んでいる「アクティブ・イクジイ」であることがわかった。
では、子どもを預かってもらう親は、アクティブ・イクジイが車で出かけることを、どのように思っているのだろうか。子どもを預けるときに「車では出かけないでほしい」と伝えるのは9.7%と少数派。
対して、子どもを預ける親の約3人に1人(34.1%)は、「運転が不安だから出かけないでほしい」ということは、父親(孫から見たら祖父)が嫌がるという思いから、伝えていない状況がうかがえる。運転の不安を伝えないのは、快くイクジイになってもらうための子どもを預ける親の小さな気遣いなのかもしれない。
ちなみに、子どもを預かってもらうときに伝えるダメ出しは、「甘い飲食ばかりはダメ」(48.2%)、「おもちゃばかり買ってはダメ」(29.2%)という回答が高い傾向にあった。
一方、60代男性の9割(90.4%)は「運転に自信あり」としながらも、77.2%が「運転支援システムがついている車を運転したい」と高い興味を示しており、より安心して車を運転したいと思っていることが見てとれる。
運転支援システムを搭載している車の認知度については、1位「スバル アイサイト」(78.0%)、2位「ダイハツ スマートアシスト」(63.5%)、3位「トヨタ 衝突回避支援プリクラッシュセーフティシステム」(25.5%)という結果になった。
敬老の日の予定はというと、「予定はない/分からない」が76%と最も高かったが、「孫と一緒に食事をする」(10.0%)や「孫と1日一緒に過ごす」(6.0%)など、楽しい予定があるイクジイも!
子育て真っ最中の世代としては、イクジイのサポートは非常にありがたい。だからこそ、アクティブ・イクジイには自分の車の運転に過信せず、細心の注意を払って、孫との外出を楽しんでほしいと思う。
【調査概要】
調査内容:祖父が孫の育児に参加することと車の運転に対する意識調査
調査地域:全国
調査対象者:
(1)自動車免許を保有し、幼稚園・保育園の年中・年長、小学生1~3年生いずれかの孫がいる60代男性250名
(2)幼稚園・保育園の年中・年長、小学生1~3年生いずれかの子どもがいる、60~70代の父親が健在の30~40代男女250名(各性年代62名ずつ均等割り付け、その後は自然発生)
(3)30~60代男性
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013年8月31日~9月2日
調査実施企業:株式会社シタシオンジャパン(http://www.citation.co.jp/)
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