【京都府亀岡市】「亀岡オーガニック農業スクール」が第三期生を募集!卒業後の就農もサポート

第一期生と講師陣

京都府亀岡市の有機農業専門スクール「亀岡オーガニック農業スクール」は、第三期生の募集を開始した。スクールは、2026年2月よりスタートする予定。

新規就農を目指した実践的な農業スクール

「亀岡オーガニック農業スクール」は、全国で2番目にオーガニックビレッジ宣言を行った亀岡市より委託を受け、2024年2月に開校した有機農業専門のスクール。

環境への影響や食の安全の観点から、有機農業やオーガニックへの関心は高まっている。その影響で、新規就農者の約3割が有機農業を希望しているとも。しかし、国内で有機農業を学べる場所は限られている上、学び終わった後は1人で農地を確保し、野菜を栽培しながら販路を開拓するなど、新規就農のハードルが非常に高い現状がある。

そこで「学んで終わり」「新規就農は厳しい」という状況を打破するのが、スクール立ち上げの理由だ。第一期では、3人の生徒が、プロ有機農家として独立。第二期でも、4人の生徒が、2026年2月から営農を開始予定。全員農業未経験の状態から入学し、スクールで一年間学び、営農の道へ進んでいる。

「亀岡オーガニック農業スクール」では、11月8日(土)から現地説明会を開催。オンライン説明会も毎週金曜日に開催を予定する。詳細はWebサイトを参照。

目指す農業で選べる3つのコース

実習の様子

スクールでは、働き方や自身の希望する農業との関わり方に合わせ、3つのコースを選択できる。

経験年数10年以上の有機農家が、実践して効果があった知識と技術を体系化し、講座に落とし込んでおり、どのコースでも、実践的な知識と技術をしっかりと学べるのが強み。また、座学と実習は一年間アーカイブ配信があるので、自分の都合の良い時間に、何度も繰り返し復習できる。分からないことは、専用のグループLINEや掲示板等で、いつでも何度でも質問可能になっている。

「プロ養成コース」は、本気で就農を目指す人向けのコース。土づくり、作物の栽培やデータ活用方法、農業経営、プロ農家での週2~4日実習を通じて、有機農家として営農する力を身につけていく。就農を志すメンバーで、切磋琢磨しながら学ぶ。

「スタディコース」では、有機農業を取り入れて、暮らしを豊かにしたい人に向けたもの。土づくり、作物栽培の基礎から応用を座学と実習で学ぶ。講座は隔週土曜日に開催するため、生活スタイルを崩さずに有機農業に挑戦できる。半農半Xを始めたい人や、家庭菜園を充実させたい人が多く参加している。

「オンラインコース」は、時間や場所を問わず実践的な有機農業の知識と技術を学びたい人向け。土づくり、作物栽培の基礎から応用をオンラインで学ぶ。実習動画とオンライン座学で、最新の有機農業技術を自分のペースで学習できる。現在農業をしていて慣行から有機へ転換を検討している人、有機家庭菜園をさらにレベルアップさせたい人、遠方や・土日に休めない人におすすめのコースだ。

卒業生が安心して就農できるサポート体制

新規就農における「農地の確保」「販路開拓」「農機具や設備等初期投資の確保」という、大きな3つのハードル。有機農業歴約18年のスクール校長の経験から、スクールは「亀岡オーガニック農業団地」を立ち上げ、新規就農者の負担を減らす取り組みを行っている。

農業団地内での就農に限り、農地の紹介や農作物の買取や販路紹介、農機具レンタル、出荷場や保冷庫などの作業場所の提供などを行う。卒業後の就農を伴走支援することで、卒業生が安心して就農できる体制を整えている。

本格的な農業を一から学んで、農業を生業にしてみては。

■亀岡オーガニック農業スクール
第三期開校日:2026年2月
HP:https://kameoka-organicschool.jp
説明会申込:
https://kameoka-organicschool.jp/news-13.htm

(淺野 陽介)

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