【茨城県水戸市】水戸自動車大と関鉄自動車工業が手を組み、奨学金制度を創設!自動車整備士不足に対応
全国的に深刻化する自動車整備士不足に対応するため、教育機関と企業が手を組んだ。
茨城県水戸市の八文字学園 水戸自動車大学校は、9月2日(火)、茨城県かすみがうら市に本社を置く、関鉄自動車工業と「企業特待生(奨学金)制度」に関する協定を締結した。
卒業後、関鉄自動車工業で5年間勤務すれば返済を全額免除
「企業特待生(奨学金)制度」は、水戸自動車大学校と関鉄自動車工業が共同で実施する産学協働型の企業奨学金制度。
対象学生に対して2年間で総額300万円の学費を支援し、卒業後に同社で5年間勤務すれば返済が全額免除となる。
学生は経済的負担を気にせず国家資格取得に集中でき、卒業後は安定したキャリアを地元で築くことができる。整備士を目指す学生の減少が続く中、「学費支援」と「職業確保」を一体化したこの仕組みは、若者の参入促進に直結する新しいモデルだ。
経済的支援を通じて整備士志望者の学びを後押しし、業界の人材確保と技術者育成の両立を目指す、全国でも先進的な取り組みとして注目されているという。
教育機関と企業が共同で「整備士を育てる」責任を共有
日本自動車整備振興会連合会によると、整備士の登録数は減少傾向が続き、2030年には全国で約3万人規模の人材不足が懸念されている。
背景には、少子化や学費負担、業界の人材流出など複合的な要因があるそう。今回の制度はその課題に対し、教育機関と企業が共同で「整備士を育てる」責任を共有する新しい仕組みとして位置づけられるという。
八文字学園 水戸自動車大学校校長の八文字智宏氏は、「整備士不足は地域だけの問題ではなく、社会全体の課題です。若者が“手に職を持つ”ことに誇りを持てるよう、業界一体で支援していきたい」とコメントしている。
同校では今後も賛同企業を拡大し、全国的な人材確保の一翼を担う産学連携モデルとして制度を広げていく方針だ。
八文字学園 水戸自動車大学校校長の今後の取り組みに注目していこう。また、同校ではオープンキャンパス毎月開催中。気になる人は下記の詳細ページからチェックしてみて。
八文字学園 専門学校水戸自動車大学校 公式HP:https://www.mito.ac.jp/automobile
オープンキャンパス 詳細:https://www.mito.ac.jp/automobile/opencampus
関鉄自動車工業 公式HP:https://www.kantetsu.co.jp/jikou
(ソルトピーチ)
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