選挙でのネット活用「効果」は? 候補者・メディア・ユーザーの分析

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 この夏の参院選で解禁となる「ネット選挙」。それに先駆けて、きのう2013年6月23日に行われた東京都議選でも、ネットを活用することでの選挙における「効果」が注目されている。

 日刊スポーツ(nikkansports.com)は6月24日、ニコニコ生放送を活用し選挙活動を行った民主党・浅野克彦氏(38)が都議選で再選したことを報じた。浅野氏は今回、公職選挙法に違反しない範囲でニコニコ生放送を利用した音声配信などを公開。記事中では、浅野氏が

「少なからずネットでの活動が影響している」

と分析していることや、

「使い方次第では(参院選の)情勢に影響も出てくる」

との発言をしていることが紹介がされている。

 一方で、毎日jp(毎日新聞)は同日6月24日、東京都議選告示前のSNSなどの活用について

「ネットのホームページ(HP)、ツイッター、フェイスブックを三つとも使っていると答えた89人のうち、約6割の55人が落選した」

として、ネットの活用が得票に結びつかなかったとする分析を伝えている。

 毎日jpの記事に対してツイッターでは、「投票行動する人とネットを利用する層は違う。ネットで政治は変わらないのか…」という悲観的な意見が寄せられているが、なかには

「アカウント持ってることと、頻度・回数だけで、『活用』してるかどうかなんて判断できる???」
「利用なしの候補が8人しかおらず、うち7人が落選しているようにも見えるが」

という疑問を呈する指摘も見られた。

 選挙でのネットの活用「効果」については、候補者・メディア・ネットユーザーそれぞれの立場で分析が行われており、その評価もさまざまだ。

◇関連サイト
・都議選ネット活用の浅野氏が再選 – 日刊スポーツ(nikkansports.com)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130624-1146866.html
・[ニコニコミュニティ]”青木しゃちょ~” と “あさの克彦” の「居酒屋空間」
http://com.nicovideo.jp/community/co1661073
・都議選:ネット積極活用、得票に直結しなかった – 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130624k0000e010149000c.html

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