カレー専門店「ボンディ」はプリンを食べに行くところ / 異論は認めるが内心は認めていない

本の街として知られる神保町で、作家にも、サラリーパーソンにも、著名人にも、観光客にも、地域住民にも愛されているカレー専門店「ボンディ 神保町本店」(東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センター2F)。
カレーを求めて遠方から訪れる人もいる
ここのカレーは大人気。ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー、エビカレー、野菜カレー、そのほか多数のカレーラインナップがある。特にビーフカレーにファンが多く、トロトロ食感の厚切り肉の旨味は甘美。その味を求めて遠方から訪れる人もいるほどだ。








ボンディの自家製プリンが人気
このボンディには、自家製のプリンが存在する。あまりにも人気がありすぎて、持ち帰りをする人がいるほどだ。正式名称は「なめらかプリン」で、価格は600円。瓶詰めになったプリンで、表面はこんがりと焼かれている。
厚みがあるガラス瓶で小さい
もはや、瓶詰めという時点で、食べる前からワクワクさせるものがある。しかも瓶のガラスが厚いのである。厚みがある瓶に入ったプリン。さらにさらに、小さめなのである。かなり小さい。厚みがあるガラス瓶で小さいということは、プリンが入るスペースが狭いことになる。
これ、かなり、極めて、凄まじく、プリンとして秀逸。プリンは量が多ければ良いというわけではない。食べて満足できるかどうかが重要だ。ボンディのプリンは、心からのノスタルジックでありエモーショナル。瓶入り、瓶の厚み、小さめ、すべての要素が極まっている。





好きなだけカラメルをプリンに注いで食べられる
このプリンに足りないものは何だろうか? よく見てみると、カラメルがない。そう、カラメルがない。だから「カラメルがないプリンなんてプリンじゃあない」という人もいるかもしれないが、そこは問題ない。
このプリン自体にカラメルは含まれていないが、カラメルがたっぷりと入ったポットを渡されるので、好きなだけカラメルをプリンに注いで食べられるのである。そう、カラメルかけ放題(もちろん常識の範囲内でだが)。






カラメルをたっぷりとからませて食べれば至高
ボンディのプリンは、かなり濃い。濃密濃厚という言葉が具現化したともいえるレベルで濃くてマッタリ。強い甘味なのに苦味もパワフルに感じるカラメルをたっぷりとからませて食べれば至高。
カラメルをかけ続けることが可能
カラメルをかけて食べ、かけて食べ、かけて食べ、かけて食べ、またかけて食べる。カラメルをかけ続けることが可能なので、最初から最後まで、カラメル濃度が濃いままプリンを食べ進められる。もう一度言うが、これこそ至高。
ボンディはカレー専門店だが「プリンを食べに行くところ」と思っている人がいてもおかしくない。ボンディはプリンを食べに行くところ。異論は認めるが内心は認めていない。認めない。しかし、表面上は認める。
カレー専門店「ボンディ」のカラメルかけ放題の自家製プリンがおいしいんやで かけて食べ、かけて食べ、またかけて食べを繰り返せば、最初から最後まで濃いカラメル+プリンを楽しめるんやで♨ pic.twitter.com/of7EOvORO9— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) October 14, 2025
(執筆者: クドウ秘境メシ)

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