マライア・キャリー、エミネムとの確執や『8 Mile』出演の噂について語る

 マライア・キャリーが、長年にわたるエミネムとの確執について新たな見解を明かした。

 現地時間2025年10月1日に放送された米TV番組『ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ・ウィズ・アンディ・コーエン』の「Plead the Fifth」コーナーで、キャリーはエミネムが2002年の自伝的映画『8 Mile』で母親役を演じてほしいと依頼したことが、二人の確執の発端だったのかと問われた。

 「私が聞いた限りでは、それは事実のようね」とキャリーは司会のアンディ・コーエンに答えた。「でも彼が実際に……まあ、誰が誰に打診したかなんて分からないけど」と彼女は続けた。

 コーエンが、「それが理由で確執が始まったの?」とさらに突っ込むと、キャリーは曖昧な返答をした。「うーん、もしかしたらね。彼がどう思っているかにもよるし。私は全然に気にしてない。彼が何を言ったとしても、そう思ってるなら、それでいい。でも実際にはそうじゃない。ただのラップの歌詞にすぎない」と彼女は話した。

 今年の夏の初め、1980年代後半からキャリーと仕事をしてきた音楽プロデューサーのダミオン・“ダミッザ” ・ヤングがポッドキャスト『TFU』で、エミネムをキャリーに紹介したのは自分だと主張した。ヤングによれば、エミネムは自身よりわずか4歳年上のキャリーに、アルコール依存症の母親役を『8 Mile』で演じることを望んでいたという。キャリーはオファーを断り、最終的にキム・ベイシンガーがその役を務めた。

 「彼女の不安が一気に噴き出したんだ」と当時ヤングは語り、さらに二人がその後恋愛関係にあったことを示唆した。

 エミネムは2001年以来、キャリーとの関係を示唆する歌詞をたびたび書いてきた。2002年のアルバム『ザ・エミネム・ショウ』では、「When the Music Stops」や「Superman」といった楽曲で交際をほのめかしている。

 しかしキャリーは、恋愛関係があったことを一貫して否定している。「彼と一緒に出かけたことはあるし、電話でも話した。でも会ったのは全部で4回くらいだと思う。私はそれを恋愛とは思っていない」と彼女は2002年にラリー・キングとのインタビューで語っていた。

 さらに2009年、キャリーは自身の楽曲「Obsessed」のミュージック・ビデオで男性ストーカーに扮し、エミネムの歌詞を皮肉ったと解釈されるような演出を行っていた。

関連記事リンク(外部サイト)

マライア・キャリー、クイズで音楽の知識を試され全問正解
【2025 MTV VMAs】マライア・キャリー、アリアナ・グランデから<ビデオ・ヴァンガード賞>授与&キャリアを網羅したメドレー披露
マライア・キャリー、故2パックとの“ドキドキする”出会いを振り返りデートしてみたかったと語る

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. マライア・キャリー、エミネムとの確執や『8 Mile』出演の噂について語る

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。