『Ingress』明治公園で新たな試みも!? ディレクターが残した怪文書から始まった謎解き&ミートアップ(9/23)のご案内

2025年9月23日(火)、Niantic Spatialが開発運営を行う位置情報ゲーム『Ingress』のディレクターであるブライアン・ローズ氏の呼びかけで始まった緊急ミートアップが開催される。

その動きはまさに『Ingress』らしいユーモアが詰まったおもしろい展開だ。

秋分の日に会いましょう

本記事では明日(9/23)に迫った明治公園(Niantic Park)での緊急ミートアップに関するおしらせ。

開催地や日時もわからない怪文書から始まった呼びかけと、それを紐解くエージェントたちの考察も合わせてまとめていく。

1枚のメモから始まる世界

位置情報ゲーム『Ingress』ではシーズンごとにアノマリーを中心としたさまざまなイベントが行われ、ふたつの陣営によるチャレンジの結果に応じて壮大なストーリーが展開していく。

ときにその勝敗がストーリーを左右する重要キャラクターの生死にすら影響を与えるおもしろい世界観だ。

そんな本作のストーリーはとても複雑でアプローチも独特。

今回の呼びかけもまさに“らしさ”が詰まった内容だ。

【ディレクター・ブライアン氏のポスト】

これはもともと2025年7月に行ったブライアン氏へのインタビュー中に“9月下旬ごろ東京に行くよ”と明かしていたのがことの始まり。

その後、どこで何をするのかと界隈ではいろいろな予想が立てられてきた。

Niantic Spatialがめざす未来と新技術

そんなインタビューから約2ヵ月。

ついに出てきたのが例の怪文書であり、そのアンサーが下記のとおりだ。

【ブライアン提案の緊急ミートアップ】
■開催日
・2025年9月23日(火)
■時間
・PM6:00からPM8:00予定
■場所
・明治公園(Niantic Park)
Googleマップ

こんな怪文書で告知を出してくるのも『Ingress』らしい遊び心だけど、それに対して驚くほどはやく解読を行い答えを導こうとするのもエージェントたちのすごいところ。

ブライアン氏がポストした怪文書に対して同日、エージェントのひとりがさっそく行動を開始。

その展開がこれまたおもしろい。

なるほど、Geminiに聞いてみるなんて考えもしなかった。

しかもそこから“シケイダ3301(意味はこちら)”のようにルーン文字を変換すればいいのだという次のステップを導く。

さらに、怪文書の冒頭に書き記されている“GEMATRIA PRIMUS”というワードから変換表を導き、当日参加するのがブライアン氏のほか川島優志氏(Niantic Spatial副社長)や中島真由子氏ではないかと分析。

筆者がとくに苦手なジャンルだということもあるのだろうけど、じつに見事だし分析者本人のポストを追いかけているだけでもワクワクしてしまう。

そんな分析も紆余曲折あって当日中に明治公園(Niantic Park)であろうところまでたどりつく。

いっぽう、当日筆者は開催地がわからず取材に行けないとぼやくのが精いっぱい。

じつに対象的でこれはこれでおもしろ……い?

そんなこんなで明日、9月23日(火)のPM6:00から明治公園で何かが行われる。

ブライアン氏によれば前日に、より詳しい情報を開示するようなポストもあったけど、この記事をまとめている段階(PM6:30)ではとくに動きはない。

何が行われるのかはさておき、時間と場所がわかっているだけでも御の字。

筆者も当日は伺う予定なので、現地を訪問予定のみなさんはなにとぞよろしくお願いします!!

P.N.深津庵
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