名古屋「あいち2025」は芸術の秋にぴったりのおでかけスポット。3年に1度のアートフェスを見逃さないで
秋は、芸術に触れて感性を高めたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、愛知県で開催されている国際芸術祭「あいち2025」をご紹介します。
国際芸術祭「あいち2025」は、2025年9月13日(土)~11月30日(火)の期間中に、国内外60以上の作品が集結する、3年に1度のアートフェスティバル。
祭典のテーマから、チケット・アクセス情報までたっぷりご紹介しますね。
国際芸術祭「あいち2025」とは

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3年に1度開催される国内最大級のアートフェスティバル、国際芸術祭「あいち2025」。
今年は国内外で活動している60組以上のアーティストが手掛けた作品が、愛知県内の3会場にて展示されています。
現代美術の展示にとどまらず、演劇・ダンスなどのパフォーミングアーツから、幅広い世代を対象にした自分の理解を深めるためのプロジェクトであるラーニング・プログラムなど、さまざまなイベントが開催されますよ。

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さまざまなアートが集まる中で、特に注目を集めているのはこの「ムルヤナ」という作品。
材料は工場で余った毛糸を使用しているため、節約になるだけでなく、素材のリサイクルにもなるところが、この作品のコンセプトだといいます。
イソギンチャクを想像させるカラフルなデザインで、まるで海の中にいる感覚が味わえそうですよ。
今年は「灰と薔薇のあいまに」がテーマ

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今回の芸術祭のテーマである「灰と薔薇のあいまに」は、現代アラブ世界を代表する詩人・アドニスの詩の一節に由来しています。

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人間中心の視点に地質学的な視点を加えることで、灰(終末論)か薔薇(楽観論)かという極端な考え方からの脱却を提唱しているそうです。
ぜひ祭典のテーマを念頭に置きながら、作品を巡回してみてくださいね。
チケット料金・3つの会場へのアクセス情報

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会場は「愛知芸術文化センター」、「瀬戸市のまちなか」、「愛知県陶磁美術館」の3カ所で行われています。
会場間の行き来には、鉄道を利用するよりも短時間で安く行ける、バスの利用がおすすめですよ。
ただ1日の運行本数は4~5本と少なめです。詳しくは公式サイトで時間帯をチェックしてみて下さいね。
またチケットは、会期中いつでも会場を訪れることができるフリーパスと、当日限定の2種類に分かれています。
オンラインチケット以外にも、名古屋市・瀬戸市内の美術館や観光案内所で紙チケットが販売されているので、近くにお住まいの方はチェックしてみてくださいね。
チケット料金
フリーパス:一般3500円、学生(高校生以上)2300円
1DAYパス:一般2100円、学生(高校生以上)1400円
※中学生以下は無料
※パフォーミングアーツは別途チケットが必要
芸術の秋にぴったりな祭典だよ

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国際芸術祭「あいち2025」では、アート鑑賞以外にも、トークセッションやワークショップなどの参加型のイベントが多いところも魅力の1つですよ。
訪れた際は、展示を巡回するだけでなく、イベントも楽しんでみてはいかがでしょうか?
併せて動画もcheck
isutaのInstagramでは、「あいち2025」の動画も公開中。併せてチェックしてみてください。
国際芸術祭「あいち2025」
会期:2025年9月13日(土)~11月30日(火)
場所:愛知芸術文化センター、瀬戸市のまちなか、愛知県陶磁美術館
公式サイト:https://aichitriennale.jp/index.html
公式Instagram:@aichi_triennal

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