ディスプレイ搭載で録音機能を強化したAIボイスレコーダー「Plaud Note Pro」を10月14日発売へ 専用アプリは録音中の画像やテキストの入力に対応するアップデートを提供

PLAUD社は10月8日に開催した「Plaud新製品体験発表会」で、AIボイスレコーダーの新製品「Plaud Note Pro」を10月14日に発売することを発表しました。

録音状態やバッテリー残量が確認できるディスプレイを搭載

Plaud Note Proは、録音から文字起こし、要約、マインドマップ作成まで一括して処理できるカード型のAIボイスレコーダー。AIが文字起こしした内容についての質問に回答したり、蓄積したデータからアイデアを提案する「Ask Plaud」の機能を搭載し、データはスマホからもPCからも利用できます。文字起こしは112か国に対応し、GPT-5/Claude 4/Gemini 2.5 Proなど最新の生成AIを選択可能。

本体サイズは従来モデルのPlaud Noteと同じH85.6×W54.1×D2.99mmのクレジットカードサイズで、重量も同じ30g。新たにCorning Gorilla Glassを採用して600ニトと高輝度の0.95インチAMOLEDディスプレイを搭載し、録音状態やバッテリー残量の確認が可能になりました。本体には波状のテクスチャ加工を施し、洗練されたデザインに。本体カラーはブラックとシルバーの2色。

バッテリー容量は前モデルの400mAhから500mAhに大容量化。最大50時間の連続録音に対応します。ストレージ容量は64GB。接続したスマホに2.4GHzと5GHzのデュアルバンドWi-Fiで最大2.2MB/sでデータを転送できる他、Bluetooth V5.4による転送、充電中のクラウド転送に対応します。

録音機能を強化

録音機能が強化され、4基のMEMSマイクと周囲の雑音を低減するAI指向性収音技術により、最大5m先の音声もクリアに録音が可能になりました。

従来はスイッチで切り替えが必要だった、対面での録音と通話の録音を自動で判別する「スマートデュアルモード録音」の機能を新たに搭載しています。

最大5mの音声を最大30時間連続録音できる「音声強化モード」、最大3mの音声を最大50時間連続録音できる「長時間駆動モード」を搭載し、録音環境に応じた使い分けが可能。

専用アプリをアップデート

AI議事録ソリューション「Plaud Intelligence」は、メモに従来の音声入力だけでなく、録音中にスマホで撮影した写真を入力したり、その場で思いついたアイデアなどをテキストで入力できるマルチモーダルな入力に対応。

さらに、録音中に本体のボタンをタップすることで以降30秒をハイライト記録として保存可能になりました。

画像と入力テキスト、ハイライト記録は「録音ハイライト」としてまとめて確認できる他、要約にも優先的に採用される仕組み。

要約には多角的な視点で要約を作成する「多次元要約」の機能を追加。業界別に用意された3000種類以上のテンプレートを選択でき、参加者の役割に応じた要約を提供します。

記録した内容に質問ができるAsk Plaudでは、質問への回答後により理解を深める次の質問を提案したり、回答の根拠となる発言のソースへリンクして確認ができる他、質問への回答をノートとして保存する機能が利用できます。

これらのアップデートが利用できるアプリ「Plaud App 3.0」が10月9日からAppStoreとGoogle Playで配信を開始します。

価格は3万800円

Plaud Note Proの価格は3万800円(税込)。10月14日に発売し、同日から幕張メッセで開催される展示会「CEATEC 2025」でタッチ&トライの機会を提供します。参加を予定している人はいち早く実機をチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、従来モデルのPlaud NoteはAmazonの「プライム感謝祭」で20%OFFの2万2000円で販売されています。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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