山形名物「玉こんにゃく」×新旬屋本店「金の鶏中華」! 山形コラボの「金の鶏玉こんにゃく」が絶品

全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。山形名物「玉こんにゃく」。「玉こん」の愛称で親しまれている山形県民のソウルフードだ。山形市にある「宝珠山立石寺」(通称「山寺」)を開山した慈覚大師(円仁和尚)がこんにゃくを中国から持ち帰り、寺の精進料理に使い始めて、それがやがて県内一帯に広がっていったのがそのきっかけ。
「玉こんにゃく」はヤマコン食品の創業者である長谷川松四郎が明治20年頃に考案し、催事やお祭りなどではこんにゃくを串に刺して売られているのがお決まりだ。

そんな山形の郷土料理「玉こんにゃく」が、人気ラーメン店とコラボした商品が発売されている。その名も「金の鶏玉こんにゃく」だ。

ヤマコン食品が山形県新庄市の名店“新旬屋本店”の「金の鶏中華」とコラボした商品だ。
「金の鶏中華」は分厚い鶏の旨味が特徴の一杯で、黄金の鶏のスープが大人気となっている。この「金の鶏中華」の黄金スープで玉こんにゃくが食べられると話題になっている。
BS朝日「家呑み華大」でも紹介され、楽天市場「こんにゃく・しらたき部門」でも第1位を獲得した。

小粒の玉こんにゃくとホロホロと柔らかい骨付きの国産鶏が入っている。鍋にかけて煮込んだら完成だ。豆腐を入れたり、鶏を足したりしても美味しい。
鶏の旨味の染み込んだ玉こんにゃくは絶品。ラーメンのスープのパワーを改めて思い知る。
郷土料理と地域の有名ラーメン店のコラボとは、思いつくようで思いつかなかった。他のエリアでもこういう取り組みが広がっていったら面白い。
ぜひお試しあれ。
(執筆者: 井手隊長)

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