サブリナ・カーペンター、自身のデビューALについて衝撃的事実をインタビューで知る「本当に私のことがどうでもよかったんだな」
サブリナ・カーペンターが、米ロサンゼルスのサファリ・レコードを訪れ、風変わりなカナダ人インタビュアー、ナードワー(Nardwuar)と語り合った。このインタビューの間、ナードワーはサブリナにヴィンテージ・レコードやその他の音楽関連の記念品を山ほど渡した。
ナードワーの特徴的な早口で話題を次々と変えるスタイルに巧みに対応しつつ、26歳のサブリナはこの会話の中でいくつかの事実も知った。ナードワーは、サブリナが以前所属していたレーベルであるハリウッド・レコードが、2015年のデビュー・スタジオ・アルバム『アイズ・ワイド・オープン』のアナログ盤を、マスコミやVIP向けにわずか200枚しかプレスしなかったことを明かした。彼女は笑いながら、「たった200枚しか作らなかったって?本当に私のことがどうでもよかったんだな!」と自身も所有していないレコード盤を見つめた。
また、サブリナは自身の幼少時代にも触れ、8歳の頃iPod nanoで聴いていた最初のアーティストの一人がテイラー・スウィフトだったと明かした。「当時は(音楽に)夢中で、まるで初めて虹を見たような感動を覚えていたんです」と、彼女は初期の音楽体験を振り返り、「スクール・バスで聴いていた最初のアーティストの一人がテイラー・スウィフトで、隣に住んでいた親友のアナがヘッドホンで“Our Song”をかけてくれたからなんです。それで“これ何?”って、本当に驚きました」と述べている。
ナードワーはいつもの奇抜なパフォーマンスを披露しただけでなく、サブリナに数々の貴重な記念品を贈った。故マリリン・モンロー作品の1953年製の7インチ・シングル盤やマリリンのヴィンテージ・ポスターに加え、故パッツィー・クラインのアルバム、ドリー・パートンの等身大パネル、そしてサブリナのお気に入りのバンドの一つであるブルー・ナイルのサイン入りポスターも含まれていた。さらに彼女のアルバム『マンズ・ベスト・フレンド』のスリップマット、彼女のお気に入りの女優である故オードリー・ヘプバーン主演の1957年の映画『パリの恋人』(原題:Funny Face)のサウンドトラック、パティ・スミスの「Hey Joe」とMC5の「Kick Out the Jams」(亡くなったギタリストのフレッドはパティの夫だった)のシングル盤、そしてキャロル・キングのカバー曲を集めたアナログ盤も贈られた。
そしてもちろん、彼はサブリナが今年の【ロラパルーザ】でヘッドライナーを務めた際、アース・ウィンド・アンド・ファイアーとともにステージに立ったことを称え、この伝説のR&Bバンドの「Let Me Talk」のシングル盤を彼女に贈った。彼女は、「私はずっと彼らの大ファンで、史上最も象徴的で有名な楽曲の数々を生み出したと思います」と語っている。また、ナードワーが故エタ・ジェイムズの代表曲「At Last!」のレコードを贈った際には、肩に刻んだ“at last”と書かれたタトゥーを披露した。
サブリナのディズニー関連の経歴を考慮し、彼が『白雪姫と七人の小人』より1961年のシングル「Heigh-Ho」のレコードを手渡すと、サブリナはこのフレーズが“新たな意味が生まれたね”と冗談めかして言い返した。インタビューの終わりに彼女は、“過小評価されている”と感じているという1970年代のソフト・ロック・バンド、ブレッドの特定のアルバムを探してほしいと店のマネージャーに頼み、いつか自分の結婚式でかかっているだろうと述べた。
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