IQOS「TEREA」限定パッケージ登場! デザインは家紋×デジタルの“KIWAMIエディション” / 全国4店舗のIQOSストアで“ここだけのマリアージュ体験”も

同じ価格で特別なデザインを楽しめる——。フィリップ モリス ジャパン(PMJ)が「IQOS ILUMA i(イルマ アイ)」「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「TEREA(テリア)」の特別版パッケージ「KIWAMIエディション」を発表した。

同製品は、国内主要たばこ市場でシェア23%を突破し、TEREAがたばこブランドとして売上トップとなった記録を祝う数量限定モデルだ。9月3日からIQOSオンラインストアおよび全国4店舗のIQOSストアで販売が始まり、8日以降は全国のコンビニやIQOSショップなどでも順次店頭に並ぶ。TEREAの銘柄のなかで人気16銘柄が対象で、価格は通常と同じ580円(税込み)。
家紋×デジタルのパッケージデザイン

「KIWAMIエディション」の最大の特徴は、目を引くパッケージデザインだ。紋章上繪師(もんしょううわえし)として家紋文化を進化させている「京源」三代目・波戸場承龍(しょうりゅう)氏と、その息子の耀鳳(ようほう)氏が手がけた。家紋にデジタル要素を組み合わせ、円を幾重にも重ねて独自の家紋アート「紋曼荼羅(もんまんだら)」へと昇華したもの。




パッケージ中央のブランドロゴの横には「八重桔梗」の紋章が配置され、その背景に繊細な線の軌跡が浮かび上がる。見る角度で輝きが変わるUVコーティングやエンボス加工も加わって、手にしたときの質感も特別仕様に。
パッケージの中には3種類の限定オリジナルメッセージカードがランダムで封入されていて、細部まで“特別感”にこだわった仕上がりだ。承龍氏と耀鳳氏は、実際に本社の工場まで出向き、TEREA製造の過程を見学。「温室の中で見た、たばこの花にインスピレーションを受けて、アートとして昇華した」と語る。

ネーミングの「KIWAMI」はブランドメッセージ「歓び、極まる。」から引用されたもの。発表会で登壇したPMJ ポートフォリオ・マーケティング・ディレクターのダニエル・セヴシック氏は「確かな品質と情熱が重なり合うプロセスを形にした」と語り、自信をにじませた。

来日したフィリップ モリス インターナショナル(PMI)の「煙のでない製品」カテゴリーで研究開発の責任者であるマティアス・ビューラー氏は、「日本では、TEREAを23銘柄展開し、多くは日本限定のフレーバー。メンソールのブラックシリーズなど、日本独自で人気のフレーバーも。それだけ、味覚への高い基準が必要になり、開発に2年近くかかる銘柄もあった」と、製品開発へのこだわりや情熱の背景について語るとともに、「それだけ日本の市場は特別な存在です」と、IQOSと日本の関係についても語った。

9月17日には「梅桜」の紋をあしらった特別仕様のデバイスと、「KIWAMIエディション」のTEREA 16銘柄を収納できる「IQOS×京源」コレクターズボックスも登場する。数量はわずか103台の限定でシリアルナンバー入り。ちなみに「103」という数字の根拠は、紋やロゴを描く際に実際に用いられた円の数「103個」に由来するというから、マニア心をくすぐる仕掛けだ。価格は1万9980円(税込み)で、IQOSストア限定での販売だ。
全国4店舗のIQOSストアで特別な体験も

「KIWAMIエディション」発売に伴うプロモーションも豪華だ。全国4店舗(札幌店、銀座店、名古屋店、心斎橋店)のIQOSストアでは、オリジナルコンテンツを展開。

TEREAの各フレーバーとのマリアージュフードとマリアージュドリンクのセットを提供(対象店舗:札幌店、銀座店、心斎橋店)。また、限定アクセサリーとプリントのセット製品を販売。


さらに、銀座店と心斎橋店ではストリングアーティスト・美崎久美子氏による糸曼荼羅(いとまんだら)を用いたアートワークも展示する。

PMJコンシューマーPRのエリック・游氏は「ここでしかできない体験の頂点を、視覚的にも味覚的にも楽しんでいただきたい」とコメントした。

IQOSユーザーはすでに国内で1000万人を突破し、TEREAはその中心ブランドとして揺るぎない存在感を見せている。今回の限定パッケージは、単なる嗜好品の枠を超えて、デザインや日本独自の文化と結びついた“持つ楽しみ”を提案するものになりそうだ。
(取材・文/佐藤アケミ)

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