「たくさん笑えて、感情移入できる瞬間が溢れている」映画『シャッフル・フライデー』レビュー:夢と魔法に魅せられたミキ’s TODAY Vol.77

11人組アイドルグループGANG PARADE(通称:ギャンパレ)のヤママチミキさんがこよなく愛するディズニーに関連するエンタメ情報を発信。取材レポート、アイテムレビューなどなど毎週金曜日に更新中です!

こんにちは!
GANG PARADEのヤママチミキです!
本日9/5は、ディズニー映画最新作『シャッフル・フライデー』の公開日です。
先日、ひと足早く試写会で観させていただいたので、今回はたくさん笑ってたくさん泣けるハートフルコメディ『シャッフル・フライデー』について書いていきたいと思います!

ネタバレ注意でお願いします。
まずは簡単なあらすじから。
母・テスに見守られながら、シングルマザーとして娘・ハーパーを育てるアンナはある日、ハーパーが同級生のリリーと喧嘩したことで学校に呼び出される。
そこでリリーの父エリックと出会い、瞬く間に恋に落ち、2人は結婚を決意するが、今の環境から離れたくないハーパーと、亡き母を忘れられないリリーは結婚に大反対。
そんなある時、アンナ(母)とハーパー(娘)、そしてテス(祖母)とリリー(娘)の中身が入れ替わってしまう。
4人は中身が入れ替わったことを周囲に隠して振る舞うことに決め、テスとアンナはティーンエイジャーとしての生活を楽しみ、ハーパーとリリーはこれを”チャンス”と捉え、結婚を阻止する作戦を協力して実行していくが、彼女達の行動が大騒動を巻き起こすことに…!!
この作品の一番の注目ポイントは、シャッフルした4人の怒涛の駆け引きで、年齢も立場も状況も全然違う女性の中身が入れ替わることで、思いもよらないアクシデントやハプニング、勘違い、思い違いが多発し、その度にクスクスと笑いが零れてしまいます。
大人が若者に、若者が大人になることで、身体のつくりの違いを一方は堪能して、はたまた一方は思い知るシーンは、面白さとなるほどなぁと思う瞬間でした。
入れ替わることで、”相手の立場”に立つことができて、そこで初めて見えてくるもの。
例えば、入れ替わった相手が自分に向けている感情、思いがけない共通点、悩み、他者からの見え方など。
それらは、なんだかみてはいけないもの、触れてはいけないところに触れてしまっている気分になりそうだなと思いつつも、この作品では”シャッフル”したことで、家族になることが出来たし、家族という形になっていく過程は、ハートフルコメディらしい笑いが溢れる中に、共感できる部分、感情移入できる瞬間が溢れていて、最終的にはとても感動しました。

ストーリーの良さはもちろんなのですが、衣装やセットのポップでカラフルなところもこの作品の素晴らしさのひとつです。
”シャッフル”したあとも、外見に合わせての洋服を着ているけれど、それをアレンジして着こなしていたり、外見と中の人間がミックスされたような衣装やメイクにはとてもこだわりを感じて、次はどんな衣装になるんだろうとワクワクしました!
終始カラフルだったのもこの作品がどんな作品なのかを表しているようで、個人的にとても好きな感じでしたね。
この作品は、2003年に公開された『フォーチュン・クッキー』の続編ではあるものの、前作を観ていなくても、予備知識なくても楽しむことができます。
私自身も情報無しで観に行ったのですが、本当に楽しく観ることができました!
みなさんもぜひ劇場に足を運んでみてください!

『シャッフル・フライデー』
■原題:FREAKIER FRIDAY(全米公開8月8日)
■監督:ニーシャ・ガナトラ
■キャスト:ジェイミー・リー・カーティス/リンジー・ローハン/ジュリア・バターズ/ソフィア・ハモンズ/マニー・ジャシント/チャド・マイケル・マーレイ
■日本版声優:小笠原亜里沙、唐沢潤、本渡楓、伊藤彩沙、竹内栄治、浪川大輔、原康義
■上映時間:1時間52分
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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「みんなの遊び場」をコンセプトに、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パー ティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、⽉ノウサギ、キラ・メイ、チャンベイビー、 キャ・ノン、ナルハワールド、アイナスターの11⼈で活動するアイドルグループ「GANG PARADE」。 グループとしての活動はもちろん、新音楽プロジェクト『月刊偶像』の第一弾 として「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」でソロデビューも。ディズニーをこよなく愛している。
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