JBLが“おうち映画館”を本気で突き詰めてできた「究極のサウンドバー」。クラファン支援総額1.2億円オーバーの実力がハンパない…

プロジェクターや大型テレビ、スピーカーなどが進化した結果、「おうち映画館」というワードも見慣れてきたように感じます。

容易にイメージの湧く言葉だし、目にするたび心惹かれてしまうものですが、心のどこかでは「映画館は大げさじゃないか?」とも思ってしまうことも。

しかし、JBLから発表された新型フラグシップモデル「BAR 1300MK2のサウンドを聴いてしまった筆者は、もう“大げさ”とは言えなくなってしまいました……

29基のスピーカードライバーで、11.1.4chを実現!

JBL「BAR 1300MK2」

現在、クラファンサイトのグリーンファンディングでプロジェクト進行中の「JBL BAR 1300MK2」は、サウンドバー本体とサブウーファーで構成される完全ワイヤレスのサラウンドシステム

じつは筆者、JBL本社にてその音を体感させてもらう機会があり、オーディオルームで複数の映画を試聴したのですが、これが本当にすごかった……!

爆発しそうな飛行機の底から響いてくる轟音、後ろから追いかけてくる恐竜の鳴き声、全方位から包み込まれるような大合唱など、すべてのシーンが自宅のテレビのスピーカーで観るのとはまったくの別次元の体験に。音圧による迫力だけでなく、会話中の人物が手元でいじる金属のパズルがこすれる小さな音まで聞こえてきたのも驚きでした。

なんとこの「JBL BAR 1300MK2」、最大で11.1.4chでの再生が可能というのです。バグってるとしか思えないこのサラウンドを1本のサウンドバーとサブウーファーだけでどう実現しているのか?

その答えはとある仕組みにありまして。

なんとサウンドバー本体の両端を取り外して、リアスピーカーとして自由に設置することができるんです!

これにより、「JBL BAR 1300MK2」だけで「11台のスピーカー+1台のウーファー+4台の天井スピーカー」を意味する11.1.4chを実現しているんですね。

しかも、サウンドバーに内蔵されるスピーカードライバーの数は、なんと全部で29基(サウンドバー本体が50W × 19基、左右のリアスピーカーが40W × 4基)。JBLの代表作でもある「Bar 1000」のスピーカードライバーが15基だったことを踏まえても、倍近い数を搭載していて、さらにそれぞれに独立したアンプまで備えているから、パワフルさは尋常ではありません。

スピーカーのパワーを制御するソフトウェアの進化も見どころ。人の声の明瞭度を向上する独自の「PUREVOICE」や、BARシリーズとえばの壁と天井に音を反射させる「MultiBeam」もそれぞれアップデートされ、声の明瞭さや音の立体感も感動ものです。

超ハイパワーなのに、振動とおさらばしたサブウーファー

重くて深いサウンドを実現するためにサウンドバーとあわせて使う、専用サブウーファーも革新的な進化を遂げていました。なんといってもパワーがすごい。最大出力は驚異の1200Wです業務用の電子レンジかな?

重低音が最大で1200Wものハイパワーで出力されると聞くと、床に振動が伝わってしまう思うかもしれませんが、「JBL BAR 1300MK2」は、独自の密閉型デュアルウーファー設計により、床に振動が伝わりにくい構造に。

実際に爆音が流れているシーンの最中にサブウーファーを触ってみたのですが、本当にこの迫力ある低音を鳴らしているのか?と疑うくらいに震えていませんでした……。

コンパクトBluetoothスピーカーにもなるんだって!

記事の最初でサウンドバー両端を取り外してリアスピーカーとして自由に配置できるとご説明しましたが、なんとこれ、単体でBluetoothスピーカーとして使うことができるんです!

しかも、リアスピーカー単体で40W出力×4基のドライバーを搭載しているため、最大出力が160Wの超本格派!

カバーを外した図

コンパクトなうえ高出力なので、おうちでポータブルに使えるワイヤレススピーカーとしても活躍してくれそうですね~!

リビングで映画を見るときには、サウンドバーのリアスピーカーとして。ベットでゆっくりしたいときはコンパクトスピーカーとして。映画やドラマを見終えた後にも出番がある。家中のエンタメを1台でまるっと豊かにしてくれるの、めちゃくちゃ良くないですか?

これを導入するだけで「おうち映画館」になってしまうって…

JBL BAR 1300MK2」は、JBLとして初となるIMAX Enhancedの認証を受けたホームシアターシステムでもあります。

IMAX Enhancedとは、IMAXとDTSが家庭用に開発した、高画質や高音質、音響などにおいてかなり高水準の規定をクリアした映画作品やデバイスに与えられる認証システムのこと。

「おうち映画館」という概念のなかに、通常の映画よりも高画質で高音質で空間的なIMAXまでも入ってくる時代に突入したんですね。

そんな「JBL BAR 1300MK2」ですが、6月下旬ごろからはじまった支援プロジェクトの申込期限は8月31日23時59分までと、かなり差し迫っています。これだけのリッチなスペックを持つことから、一般販売では23万ほどになるのが予想されますが、クラファンでなら19万円台で購入が可能ですよ。

体の奥まで響き渡る音の厚みと、それでも埋もれないセリフや金属がこすれるような細かい音。それらが四方八方から迫ってくる体験は、まさに「本気のおうち映画館」。エンタメを愛する人には、絶対手に取ってもらいたい逸品です!

>>11.1.4ch完全ワイヤレスサラウンドシステム「BAR 1300MK2」[グリーンファンディング]

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