コーヒー屋が実践する、ChatGPTで「お店みたいな1杯」に近づける方法|AIといっしょ🌈#6

AI、みなさんはどう使っていますか? ROOMIEの編集部員たちは、ちょっと意外な(?)使い方をしているみたい。効率化を極めない、AIと編集部員とのリアルな日常をご紹介します。

お店で買ったコーヒー豆を家で淹れてみたら、思った味にならなかった。そんな経験は誰にでもあるはず。

もちろん、使っている器具の違いは大きな要因ですが、抽出レシピを整えることで意外と近づけることもできます。

そこで今回は、コーヒースタンドを運営している私が、ChatGPTを活用してコーヒーの味を調整している方法をご紹介します。

味の迷子になったときの相談相手

image:ChatGPT
基本のレシピを登録してあるため、今回は変数だけ伝えています

私がChatGPTを使うのは、新しい豆をサンプル焙煎したときや、知人から別のお店の豆をもらったとき。

普段は自分の経験からレシピを調整しますが、「どうすればいいんだっけ……」と味の方向性が掴めなくなることも。そんなときにChatGPTに相談しています。

豆の情報と抽出レシピ、実際に飲んだときの印象を伝えて「もっとこういう味にしたい」とリクエスト。ショップカードや公式サイトにある情報があれば、それも一緒に入力するのがおすすめです。

具体的なレシピの提案で、すぐに調整できる

image:ChatGPT

image:ChatGPT

image:ChatGPT

入力した情報をもとに、理想に近づけるためのレシピを提案してくれました。

豆のグラム数や挽き目、お湯の量や温度、注ぎ方。コーヒーはちょっとした違いで味が大きく変わるのですが、ChatGPTが返してくれる調整レシピはおおむね正しい方向を示してくれるので、安心して試せます。

ただし、たまに間違いもあるので「100%正解」というわけではありません。AIを使うときには常に意識しないといけないことですが、ここでも頼りすぎないことは大切です。

image:ChatGPT

image:ChatGPT

今回は調整レシピ通りに抽出した結果、かなりイメージに近い味になりました。

さらに「もう少し甘さを出したい」と追加でリクエストすると、すぐに微調整版のレシピが返ってきます。

この段階で大体の方向性は掴めているので、私は最後にそのレシピをベースに、自分好みにカスタムして完成させることが多いです。

とはいえ、味に迷ったときの指針を示してくれる存在としてはとても優秀。マニアックな相談にも付き合ってくれる、頼れる壁打ち相手として助けてもらっています。

みんなの使い方はこちら↓

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