四国の玄関口、香川県宇多津町にある「四国水族館」は、2020年にオープン。「四国水景」をテーマに約400種の生き物を展示しつつ、四国の水の豊かさや文化などを、館内の水槽を通して表現する。
実はその四国水族館には、写真映えスポットが点在する。生き物や水槽との距離が近いだけに、その迫力が直に感じられる体験も楽しい。
まず、「渦潮の景」は、世界三大潮流に数えられる「鳴門のうずしお」を、まるで水中観覧船からのぞいたかのような景色を再現した水槽。渦潮の下に立ち、魚たちの動きをぜひ観察してほしい。
「綿津見の景」は、四国の南を流れる世界最大の暖流・黒潮と、その先に広がる太平洋を再現した四国最大の水槽展示。約650㎡の水槽には、飼育が難しいカツオ類をはじめとした回遊魚がダイナミックに泳ぐ様子が観られる。
水槽の前にある生き物の紹介にも注目したい。実は、水槽ごとに飼育員が手描きしたボードで、生き物について詳しく書かれてある。その情熱こもった内容に、思わず読み入ってしまうこと必至。
四国水族館で人気なのが、瀬戸内海のすぐそばにあるプールで泳ぐイルカたち。特に、海の向こうに沈む夕陽の時間帯が美しい。
「イルカプレイングタイム」では、イルカとトレーナーがさまざまなチャレンジを行う。イルカの能力やかわいらしいしぐさは必見で、ぜひ写真で撮りたい。
また、2024年に設置されて新フォトスポットとして話題なのが、アートモニュメント「UMI to SORA」だ。瀬戸内海と海をつなぐ階段のデザインで、高さ約170cmあり、四国水族館の芝生広場に設置されている。
館内のレストラン「キッチンせとうち」には、見た目も味も満足のメニューがそろう。イルカのライスがかわいい「ドルフィンカレー」(左)をはじめ、香川といえばうどんで「香川県産オリーブ牛ぶっかけ讃岐うどん」など。
さらに、数量限定の「カウウソワッフル」は必ず食べたい。ワッフルの間からのぞくカワウソたちがかわいい。
その他、デッキから、瀬戸内の多島美が近くで見られるのも、四国水族館のよさ。特に、晴れた日の夕暮れ時は絶景となることも。
大人から子どもまで楽しめる四国水族館は、大型の水族館では決してないものの、その分、地元の水景や生き物との距離の近さ、飼育員手描きのチョークアートなど“身近さ”が感じられていい。写真スポットも館内そして外にも多数あり、オープン以来ずっと話題のこの施設、ぜひ訪れてみてほしい。
四国水族館
https://shikoku-aquarium.jp/
(Written by A. Shikama)