なめこは脱気袋のまま冷蔵&冷凍OK!使いかけの保存法も紹介

独特のぬめりが特徴のなめこ。菌床栽培されたものは年間を通して出回り、味噌汁の具などにおすすめの食材です。可食部100g当たりのカロリーは21kcalで、ナイアシンを5.3mg、ビオチンを7.4μg(マイクログラム・1mgの1000分の1)と豊富に含みます。なめこを長持ちさせる冷凍・冷蔵保存法を詳しく解説します。
なめこの冷凍保存
買った時に脱気パック(※)に入っているもの(すぐ下の写真のような生のなめこをカットして、空気がない状態で袋詰めした加工品)か、株(生)かによって、保存方法が異なります。
空気が含まれている状態でパックや袋に入っているものは、下記の「株の場合」を参照ください。
脱気パックに入っている場合
そのまま冷凍庫で保存。

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上の写真のように袋に折り目を付けて冷凍すると、調理時に折って使うことができるので便利です。
●保存期間の目安
約1カ月
株の場合
株から切り離してほぐす。

塩を加えたお湯に、なめこをさっとくぐらせる。

粗熱を取ってから、冷凍用保存袋に入れて冷凍する。

●保存期間の目安
約1カ月
なめこの冷蔵保存
脱気パックのままでも、使いかけでも冷蔵保存が可能です。傷みやすいので、早めに食べ切りましょう。
脱気パック未開封の場合
そのままの状態で、冷蔵庫のチルド室に入れます。
空気が含まれるパックや袋に入っている場合は、下記の「使いかけの場合」を参照ください。

●保存期間の目安
約1週間
使いかけの場合
茹でた後、冷水にさらす。

水をしっかり切る。

ふた付きの容器に入れてチルド室へ。

●保存期間の目安
約3日
最後に
なめこの正しい保存法を知って、おいしさを料理に生かしましょう。
その他のきのこの冷凍保存法はコチラ
その他のきのこの冷蔵保存法はコチラ
最終更新:2025.07.30
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」第2章(なめこの栄養)

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