【独自取材】モーニング娘。’25 弓桁朱琴、地元・静岡で魅せた17歳の今──ファースト写真集『ako seventeen』発売
モーニング娘。’25の弓桁朱琴が、ファースト写真集『ako seventeen』を発売。それを記念した発売イベントが開催され、イベント前にはマスコミ向けの囲み取材も行われた。
17歳の誕生日を記念して制作された本作は、彼女の出身地である静岡県・浜松市を舞台に撮影され、自身の「原点」や「個性」がたっぷりと詰め込まれた一冊となっている。
弓桁は「静岡の魅力も、私の魅力も全部詰まっていると言い切れる内容」と語り、地元の自然や名所とともに、飾らない笑顔やナチュラルな表情を見せている。「静岡と私が一体化しているように感じてもらえたらうれしい」と話すように、その土地への愛情が写真の随所から伝わってくる。
撮影に際しては、普段のアイドル活動とは異なる“自然体の表現”に苦労もあったという。そんな中、先輩・小田さくらからは「無理にダイエットするより、自分らしくいることが大事」とアドバイスを受け、体づくりでは「腹筋を1日50回、3日間だけ頑張りました」と笑顔で明かした。
中でも本人お気に入りのカットは、静岡名物「うなぎパイ」の製造元・春華堂のうなぎパイファクトリーで撮影したシーン。「一人じゃ持ち上げられないほど大きなパイを食べる姿を、お客さんに“フードファイター”みたいな目で見られました」と、恥ずかしそうに振り返る。幼少期から自宅に常備されていたといううなぎパイは、彼女にとって“味の原風景”とも言える存在だ。「地元と家族の思い出を写真集に繋げたかった」と語るように、写真だけでなく、静岡という土地そのものに物語が込められている。
また、写真集では特技のクラシックバレエにも挑戦。メンバーカラーの衣装をまとい、ポージングや所作に彼女の経験が光るカットが収録されている。「小2からオーディションまで続けていた特技。私にしかできない表現を見ていただけたら」と本人も自信をのぞかせる。
本作のタイトル『ako seventeen』は、彼女が17歳になったばかりというタイミングにちなんでいる。発売当日がコンサート本番と重なったが、「生田衣梨奈さんの卒業イベントだったので、表立った発信は控えました」と控えめな姿勢を見せつつも、メンバーたちからの祝福に「とても幸せな誕生日になった」と喜びを語った。
写真集の自己採点を求められると「誕生日にちなんで、780点でお願いします」と弓桁らしい茶目っ気を見せつつ、将来の写真集には「7800点を目指したいです」と意欲を見せた。さらに、今後については「次は静岡市で撮影したい。いずれは静岡県を全制覇したいです」と“ふるさと愛”あふれる展望を明かした。
終盤には、2年のアイドル活動を振り返り、「無駄な1日はなかった」と充実ぶりを実感。加入当初にライバル視していたという同期・井上春華との関係も「今では相性抜群。笑顔や明るさが伝播してきた」と笑顔で語る。また、先日卒業を発表した小田さくらへの敬意も深く、「卒業しても関係を続けたい」とその存在の大きさを感じさせた。
写真集『ako seventeen』は、彼女の等身大の魅力と、未来への決意が詰まった記念碑的な作品となっている。「私にしかできないことを詰め込みました。ページをめくるたびに、少しずつ好きになってもらえたらうれしいです」と語る弓桁朱琴。ファンにとっても“花のセブンティーン”を迎えた彼女の成長を見届ける一冊となるに違いない。
書籍情報

モーニング娘。’25 弓桁朱琴 写真集「ako seventeen」
発売日:2025年7月8日
仕様:B5判・全112ページ
定価:3,300円(本体3,000円+税)
撮影:根本好伸
発行・発売:オデッセー出版
ISBN:978-4―911265-09-3

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