東京渋谷区の伝説のカレー屋「ムルギー」が夜営業開始 / 実際に食べに行ってみた結果

東京渋谷区の伝説のカレー屋「ムルギー」(東京都渋谷区道玄坂2-19-2)が夜の営業を開始した。名物である「玉子入りムルギー」が夜も食べられる。ここの味を知る者ならば、夜の営業を歓迎しない者はいまい。

20年ぶりに夜ムルギー再開

店舗は、JR渋谷駅ハチ公口から徒歩5分ほどの場所にある。道玄坂をあがり、さらに横道の坂をあがった場所だ。お店に行くと、確かに「20年ぶりに夜ムルギー再開」という看板が出ていた。筆者がムルギーに通い始めて約30年が経つが、夜の営業に行くのは初めてかも。

ミッケラーのビールやイヨシコーラが!?

久しぶりに店舗を訪れた。メニューのデザイン、変わったかも? 気のせいかもしれない。ミッケラーのビールや、イヨシコーラがメニューに書かれていて、新たな時代を感じる。

玉子入りムルギー+ルー大盛り+玉子増量+チーズ

今回は玉子入りムルギー+ルー大盛り+玉子増量+チーズをオーダー。大量のルーでライスを食べる行為が好きすぎて、基本的に「ライス量はそのままでルー大盛り」がベースとなっている。

唯一無二のムルギー感ある絶景

目の前にやってきた玉子入りムルギー+ルー大盛り+玉子増量+チーズ。皿の上にはルーの湖と、ムルギーの象徴ともいえる美しいライスの山がそびえていた。これこそ、唯一無二のムルギー感ある絶景。

ライスのほのかな甘さと苦味の融合は神域

玉子とルーをすくいつつ、崩したライスも含めて口へと運ぶ。……うまい、しみじみ、うまい。ムルギーの良さは「微細な苦味」にあると思っている。スパイスが織り成す苦味は至高。パラパラに仕上げられたライスとの相性はバツグンで、ライスのほのかな甘さと苦味の融合は神域。

惑的なムルギーのカレーが夜も食べられるなんて幸せ

あくまで筆者の曖昧な記憶でしかないが、ルーの辛味がやや強めになっていたように感じた。確かに苦味は楽しめるのだが、辛味を強く感じた。刺激がパワフルなカレーを求める人にとっては、満足度が高い仕上がりになっているかもしれない。……が、あくまで筆者の味覚での感想なので、あてにはならない。実際は、今も昔も、レシピに違いはないかもしれない。

こんなにも魅惑的なムルギーのカレーが夜も食べられるなんて、あまりにも幸せすぎる。今度は大量に持ち帰りをして、自宅でもムルギーを楽しみたいと思った。ごちそうさまでした。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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