シザ、観客がケンドリック目当てではないか不安だったとジョイント・ツアーについて告白

 今年最大のツアーの一つの共同ヘッドライナーを務めているシザだが、ツアー開始前は、依然としてインポスター症候群に苦しんでいたと語っている。

 現地時間2025年6月17日に公開されたインタビュー・マガジンのカバー・ストーリーで、ゲスト・インタビュアーのチャペル・ローンの質問に答えたR&Bのヒットメーカーは、かつてはパフォーマンスに関して不安に苛まれていたことを明かした。シザは、「ステージに上がるたびに、カーペットの上に立つたびに、私はパニック発作に襲われていました」と話し始めた。

 「以前は、“どうせ勝てない。誰も私のことなんて気にも留めていない。なぜ行く必要があるの?”と思って、何かに行くことを断っていました」と彼女は続けた。

 シザは、今年4月に【グランド・ナショナル・スタジアム・ツアー】が始まる直前まで、その不安と闘っていた。彼女はチャペルに、観客は彼女のエネルギッシュなツアーメイトであるケンドリック・ラマーを見に来るだけだと確信していたと語った。「ケンドリックとのツアーもそうでした。“みんなケンドリックを見に行くんだろう。この人たちに、エキサイティングで新しいものを披露できるかどうかさえわからない”(と思っていた)」と彼女は語っている。

 数か月が経ち、シザとケンドリックは米国とカナダで素晴らしいパフォーマンスを披露している。7月には欧州各地のアリーナやスタジアムをまわり、8月にオーストラリアでの2公演でツアーを締めくくる予定だ。

 幸い、シザは占星術師に相談したり、“魔法の法則”について学んだりするなど、自身のスピリチュアリティとつながることで、不安な考えを頭から追い出すことができるようになったと語っている。

 現在のパフォーマンスに対する姿勢について彼女は、「今は“もういいや。他にやることもないし、このドアがどこへつながっているのか見てみたい”って感じです。そのドアを通り抜けたい。不確実な先にあるものが何なのかを見たいんです」と述べている。

 現地時間4月19日に米ミネアポリスで【グランド・ナショナル・ツアー】が開幕してから2か月後にこのインタビューが実現した。シザとケンドリックは最近、ペンシルベニア州ハーシーのハーシーパーク・スタジアムで公演を行った。

 これまでのツアーで最も印象的な瞬間は、プレイボーイ・カルティ、ベイビー・キーム、ジャスティン・ビーバー、ドージャ・キャットといったスペシャル・ゲストが各公演に登場したことだ。5月にはシザの長年の親友であるリゾがステージに上がり、リゾの「Special」のリミックスを一緒に披露した。

 インタビューの中でシザは、リゾとの友情についても語っている。彼女は、「2013年頃から友達ですが、とても自然で偶然の出会いだったんです。ある日、同じツアーに参加していた時、私が“ミシガン湖にドライブに行くけど、一緒に来る?”って聞いたら、彼女は“うん、行こう”って言ったんです。それから一緒に飲んで遊んで、それを繰り返していたんですが、私たちの生活やキャリアが進んでいってもずっと連絡を取り合って遊んでいたんですよ」と明かしている。

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