【福岡県福岡市】ティラノサウルスなどの希少な恐竜化石・鉱物標本が「買える化石博物館」に入荷!
SASAMOが運営する福岡市赤坂の「買える化石博物館」は、6月より、世界中から新たに仕入れた希少な恐竜化石・鉱物標本の展示販売を開始した。
博物館なのにギャラリーのような買える化石博物館
「買える化石博物館」は、化石を博物館や書籍で「観るもの」から、暮らしに取り入れる「アート」へと昇華させる化石専門店だ。
同世界中から仕入れた確かな品質の化石を、アートとして楽しんでもらうため、オリジナルの台座やインテリア演出にもこだわっている。
コンクリートを基調とした内装は、ヴィンテージマンションを大胆にリノベーションしたもの。
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど世界各地から集められた、選りすぐりの50種以上の化石を展示販売。博物館でありながら、まるで現代アートギャラリーのような空間で、数億年前の地球の息吹に触れる体験を楽しめる。
今回の注目は、アフリカ大陸から上陸した異色の肉食恐竜「スコミムス(Suchomimus)」や、幻の鎧竜「アンキロサウルス(Ankylosaurus)」といった希少標本。さらに、恐竜界の王者「ティラノサウルス(Tyrannosaurus)」、虹色に輝く「アンモライト(Ammolite)」など、いずれも選び抜かれた実物化石ばかりだ。
店内では、それらの化石をまるで現代アートのように楽しむ、新しい展示スタイルも提案している。
造形美が際立つ爪化石や進化の過程を感じられる標本
今回入荷した主な化石は次の通り。なお、価格は店頭で確認しよう。
鋭さと造形美が際立つ「スコミムス」の爪化石。肉食恐竜らしさが伝わるハンドクロー(手の爪)およびフットクロー(足の爪)化石の最大の見どころは、爪の中央に刻まれた「血抜き溝(ブラッドグルーブ)」が鮮明に残っている点だ。
獲物を捉える際に血液の逃げ道となったこの溝は、当時の狩猟までも想像させてくれるだろう。いずれの個体も保存状態が非常に良好で、骨質の層構造や質感までもが手に取るように観察できる。
時代は中生代 白亜紀前期(約1億2,500万年前)で、産地はアフリカ・ニジェール共和国だ。
「アンキロサウルス」は、鎧竜の進化の過程を感じられる貴重な標本。2021年、モロッコのエル・メルス層で、ジュラ紀の新種「アンキロサウルス」が発見されたという。北米の白亜紀型とは異なるが、祖先にあたると考えられている。
同化石は、装甲を構成する「スパイク」と呼ばれるトゲの化石。黒色で高密度かつ重量感がある。時代は中生代ジュラ紀(2億130万年〜1億4,550万年前)で、産地はモロッコだ。
「ティラノサウルス」の歯や煌めく「アンモライト」も
「ティラノサウルス」の歯は、一切の修復が施されていない。セレーション(歯のギザギザ)も完全な形で残っており、当時の姿をそのまま伝えている。さらに、発掘時のオリジナル母岩はそのまま付属。自然の造形美を堪能できる。
時代は中生代白亜紀末期(約7,200万〜6,600万年前)で、産地はアメリカ・サウスダコタ州だ。
「アンモナイト」が地中で長い年月をかけて圧力や鉱物の影響を受け、表面にアラゴナイト(真珠と同じ成分)が結晶化することで、虹色に輝く「アンモライト」へと姿を変える。
今回入荷したのは、なかでも特に希少とされる青や紫の発色が豊かな「アンモライト」。見る角度によって表情を変える幻想的な美しさが魅力だ。時代は中生代白亜紀(約7,000万年前)で、産地はカナダ・アルバータ州。
なお、同化石は、カナダ文化遺産省認定の正規ディーラー証明書付属だ。
白亜紀後期、頂点に立った海生爬虫類の痕跡が登場。圧倒的な存在感を放つ、恐竜時代の海の怪物「モササウルス(Mosasaurus)」の巨大な顎の化石だ。4本の大きな歯に加え、デンタルクリプトと呼ばれる控えの歯も1本残っている。
「買える化石博物館」は、化石本体を正確に採寸し、当店ロゴ入りのスチール製専用台座を特注で製作。時代は中生代白亜紀後期(約7,700万年〜6,600万年前)で、産地はモロッコだ。
“博物館+ギャラリー”のような非日常を感じに、「買える化石博物館」へ足を運んでみては。
■買える化石博物館
住所:福岡県福岡市中央区赤坂2-6-5
営業時間:火曜〜金曜13:00〜17:00、土日祝11:00〜18:00
定休日:月曜、その他、年末年始
公式HP:https://www.kaseki.jp
(佐藤 ひより)
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