【山口県防府市・周南市】キッチンカー「らーめん月」が、児童養護施設で子どもたちにラーメンを無料提供

キッチンカー「らーめん月」は、山口県防府市の児童養護施設「海北園」にて、子どもたちに無料ラーメンを提供するイベントを4月20日(日)に開催した。

施設入所児童にラーメンを無料で提供

4月に開催されたイベントでは、児童養護施設「海北園」にて、未就学児～19歳の施設入所児童)らに「らーめん月」がラーメンを無料で提供。

「らーめん月」のラーメンは、全て鶏白湯のスープで、調味料の配合によっていろんな味が楽しめるようになっている。

同イベントでは、通常提供している4種類のメニューから好きな一杯を選択し、自由におかわりすることもできた。

「らーめん月」は、子どもたちからは「また来てほしい！」、職員からは「長年勤めているがこんなイベントは初めてで、子ども達が終始笑顔でありがたい」という言葉をもらったそう。

「らーめん月」は、代表・石坂亮氏が3年前に自身の子どもが小児がんを患った際、多くの支援を受けた経験から発足。「さまざまな事情で外食が難しい人にも、無添加・無化調の自然な旨みのあるラーメンを届けたい」という想いでキッチンカーを運営している。

「らーめん月」では、子どもたちには“なぜ無料で食べられるのか”を考えられる大人へ成長してほしいと考えているとのこと。子どもたちが大人になったときに、「次は自分が支える側になりたい」と思う循環の創出を目指している。

代表・石坂亮氏は、「3年前、私の子どもが小児がんを患い、多くの方に助けていただきました。その恩返しとして『らーめん月』を立ち上げ、外食が難しい方々に安心できる一杯を届ける活動を続けています。

らーめんの監修は兵庫県宍粟市のラーメン店『星と月』のシェフに。無添加・無化調なので、添加物を気にする方でも安心して召し上がれます。子どもたちには、自然な食材の“本来の美味しさ”を知ってもらいたいです。そして、この活動を支えてくださる協賛企業の皆様に心から感謝申し上げます」とコメントしている。

今後は、5月18日(日)と6月8日(日)に周南市の児童養護施設「共楽園」にて開催。さらに6月29日(日)には、防府市の児童養護施設「海北園」にて、無料ラーメン提供イベントを開催予定だ。

「らーめん月」は、今後も定期的に児童養護施設に訪問できるように、協賛企業を随時募集している。

児童養護施設で無料ラーメンを提供する「らーめん月」の活動と併せて、公式HPやSNSに掲載されている「らーめん月」の出店情報もチェックしてみては。

「らーめん月」公式HP：https://ramen-tsuki.ryoooo.com

(佐藤ゆり)

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