【東京都千代田区】カフェ「サロンクリスティ」で「シャーロック・ホームズ・イブニングティー」販売開始

2025/04/30 18:45 ストレートプレス

写真は2名分

早川書房とカフェ「サロンクリスティ」がコラボレーションし、5月1日(木)～6月30日(月)の期間、「シャーロック・ホームズ・イブニングティー」を販売する。

「シャーロック・ホームズ・イブニングティー」概要

「シャーロック・ホームズ・イブニングティー」は、シャーロック・ホームズ作品から着想を得たメニュー。「5つのオレンジの種のマフィン」「赤毛連盟サラダ」「シルヴァー・ブレイズ号事件の羊カレー」などを用意する。

料金は1名5,500円(税込)。完全予約制で、1名から予約できる。利用の3日前までに電話または食べログで予約しよう。提供時間は、第1部16:30～18:00、第2部18:30～20:00だ。

監修・日暮雅通氏

「シャーロック・ホームズ・イブニングティー」は、ホームズ研究の第一人者で『シャーロック・ホームズ・バイブル』(早川書房)の著者・日暮雅通氏が監修した。

日暮氏は、翻訳家、ホームズ研究家であり、『シャーロック・ホームズ・バイブル』で第76回日本推理作家協会賞「評論・研究部門」を受賞。『新訳シャーロック・ホームズ全集』(全9巻、光文社)でホームズ物語の4つの長篇、56の短篇すべての新訳を手掛けた。

ほかの訳書にスティーヴ・トライブ著『シャーロック・クロニクル』、ジェイムズ・ラヴグローヴ著『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』(以上早川書房)などがある。

同氏は、「ホームズ物語に登場する、当時の料理や飲み物。さらには事件の内容や名称からインスピレーションを得た料理を、『サロンクリスティ』のスタッフに作っていただきました。原作の内容を思い出しつつ楽しんでいただければ幸いです」とコメントした。

本の世界観を堪能できるカフェ「サロンクリスティ」

「サロンクリスティ」は、「本好きが集まる場所」「本を身近に感じる場所」がコンセプトのカフェ。店名はミステリの女王アガサ・クリスティーに由来している。

店内には、クリスティーの傑作ミステリの舞台となった列車「オリエント急行」をイメージした半個室を完備。クリスティーの大好物をテーマにしたイブニングティーセット、本や作家をコンセプトにしたコラボメニュー、カフェドリンク、お酒などを取り揃えている。

関連書籍について

日暮雅通氏の著書『シャーロック・ホームズ・バイブル ―永遠の名探偵をめぐる170年の物語―』3,960円(税込)は、名探偵ホームズの物語を生んだ時代背景から、著者ドイルの葛藤、登場人物の誕生秘話、人気を陰で支えた人々、シャーロッキアンの生態、翻訳移入史に至るまで、永遠の名探偵の魅力と謎に迫る画期的ガイドだ。

アーサー・コナン・ドイル著『シャーロック・ホームズの冒険〔新版〕上』(ハヤカワ・ミステリ文庫)682円(税込)は、ホームズがその知性を認めた唯一の女性が登場する『ボヘミア国王の醜聞』、赤毛の人物を救済する謎の団体を追う『赤毛連盟』、ある日届いたオレンジの種に怯える男が不審死をとげる『五つのオレンジの種』など名作6篇を収録した1冊。

名探偵シャーロック・ホームズが、相棒のワトスン博士とともに挑んだ痛快無比な冒険の数々がここに。訳者は、大久保康雄氏だ。

アーサー・コナン・ドイル著『シャーロック・ホームズの冒険〔新版〕下』(ハヤカワ・ミステリ文庫)682円(税込)には、コナン・ドイルが自身の作品中でベストに選んだ『まだらの紐』、“ありえないことを消去していけばあとに残るのは、いかにそれが信じがたいものであっても、真実にちがいない”という名言を生んだ『緑柱石の宝冠』、古びた帽子を拾ったことが大事件へ発展する『青いガーネット』など6篇を収録。