離婚する勇気がないだけでしょ?親友の一言が私を変えた再出発の決断

※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

本記事は、「友人のひとことで離婚した」…驚愕の彼女の本音を描いた、実話ベースの体験談です。

投稿者は、地方在住の30代女性・Cさん。

今回は、“ 背中を押してくれた友人 ”離婚に悩むの対処法についてお話しします。

今まさに「夫婦間の問題がある」と悩んいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

どうぞ最後までご覧ください。

★1話完結で描かれる、心の奥にあった自身の本音を描いた衝撃的な物語です★

「離婚したいけど、今じゃない」…それを何度も繰り返した日々

otto-morahara
うちの夫は、いわゆる“ モラハラ系 ”。

暴力はない。

けど、言葉のナイフは日常茶飯事。

何を言っても、返ってくるのは「お前のせい」「そんなの常識だろ」のオンパレード。

家事も育児も、なぜか私ひとりに押しつけられて。

なのに夫は、家では王様気取り。

文句を言おうものなら「じゃあお前も稼いでこい」と言い返される始末。

何度も「もうダメかも」と思ったけれど、私はそのたびに口をつぐみました。

「子どものために」「今はタイミングが悪い」「経済的に不安」

そう、自分に言い訳していたんです。

親友の冷静すぎるひと言に、心がざわついた

そんな私の愚痴を、昔からの親友・沙織だけが黙って聞いてくれていました。

「もう疲れた…でも、離婚はまだ早い気がして…」

私がそう言ったとき、沙織が笑いもせず、静かに言ったんです。

「早いっていうか…あんた、離婚する勇気がないだけでしょ?」

一瞬、心がざわつきました。

でも、図星でした。

離婚後の生活が怖かった。
世間体が気になっていた。

夫が変わるかもしれない…そんな期待も、どこかで捨てきれなかった。

「勇気がない」──その言葉は、私がずっと自分で触れずにいた“ 核心 ”だったのです。

見て見ぬふりを続けていた「本当の自分」

otto-morahara
その日から私は、自分の生活をノートに書き出してみました。

夫に怒鳴られた言葉。

私が我慢したこと。

泣いて寝た夜の回数。

書けば書くほど、胸が苦しくなって。

「これ…本当に私が望んだ結婚生活?」

親友の言葉が、胸の奥で何度も響いていました。

(離婚したい。でも、怖い)

(離婚しない。でも、このままはイヤ)

──私は、ずっと「選ばないこと」を選び続けていたんだと気づいたんです。

 離婚届に判を押した日、心が軽くなった

数週間後、私はついに夫にこう切り出しました。

「離婚したいと思ってる」

夫は最初こそ「ふざけるな」と怒鳴りつけてきましたが、私の目が本気だと分かると、途端に静かになりました。

「…お前、なんだか変わったな」

その言葉を、私は黙って受け取りました。

そう。変わったんです。

もう、“ 誰かの許可 ”を待って動く自分じゃなくなった。

自分の未来を、誰かに決めさせるのはやめたんです。

離婚届に判を押した瞬間、不思議なくらい心がスッと軽くなりました。

 再出発は怖い。でも、もっと怖いのは…

otto-morahara
離婚してすぐの生活は、正直ラクではありませんでした。

経済的にも、時間的にも、自分ひとりですべてを担う現実。

それでも、心が壊れそうになるような夜は、もう来ませんでした。

何より、自分を嫌いにならずに済む毎日が戻ってきたんです。

私の選択は間違ってなかった。

あの時、「勇気がないだけでしょ?」と喝を入れてくれた沙織には、いまも心から感謝しています。

終わりに:勇気って、“ すごい決断 ”のことじゃない

★ 離婚の決断は「逃げ」じゃない。「守る」選択です
★ 本当の意味での“ 再出発 ”は、自分で自分に許可を出すこと
★ 勇気は一瞬。でも、その一瞬が未来を変える

あの頃の私は、離婚することを“ すごい決断 ”だと思っていました。

でも今なら分かります。

本当の勇気って、「このままじゃダメだ」と自分に認めること。

そして、目をそらさずに前を向くこと。

もし、いまこの記事を読んでくださっているあなたが、あの時の私と同じように迷っているなら──どうか、自分の心の声にだけはウソをつかないでくださいね。

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