【埼玉県】ふじみ野市の小学校12校にAIを活用した「すららドリル」導入!個別最適な学習など実現


すららネットが提供する「すららドリル」が、埼玉県ふじみ野市の市立小学校12校において新たに導入された。小学4~6年生の約3,000人の児童が、4月より「すららドリル」の活用を開始している。

同市では、すでに2024年4月から市内の中学校に「すららドリル」を導入済み。今回ふじみ野市は、「すららドリル」を小学校にも展開することで、市全体における個別最適な学習と教職員の働き方改革の実現を目指している。

AI×アダプティブラーニング教材「すららドリル」

「すららドリル」は、公立小中学校向けのAIドリル教材で、児童生徒一人ひとりの理解度に応じたアダプティブな学習を提供している。AIによる「つまずき診断」や「出題難易度コントロール」により、国語・算数/数学・英語・理科・社会の5教科を、学年を越えて柔軟に学ぶことが可能だ。

教材は、ドリル・テスト・対話式レクチャーの3機能で構成されており、「演習→確認→復習」のサイクルで無理なく学力の定着を図る内容だ。AIが学習履歴をもとに最適な問題を出題し、基礎からスモールステップで学力を定着させるため、日常的な学びの質を高める教材として期待されている。

また、約20万問の豊富な問題群や弱点診断、アニメーションレクチャー、自動採点機能により、児童は「できた」「わかった」という実感を積み重ねながら自信を育み、主体的・自律的な学習習慣の定着も期待できるそう。

さらに、課題配信や採点業務の自動化、進捗状況の可視化といった機能によって教員の業務負担を軽減し、児童と向き合う時間の確保にも貢献している。

「すららドリル」導入の経緯と今後の展望

ふじみ野市では、2020年に児童生徒1人1台のタブレット端末が導入され、同時に学習ドリルソフトの活用も始まった。子どもたちはドリルソフトに慣れ親しみ、家庭学習でも活用するようになったが、ドリル回数を増やすためにしっかり考えずに回答してしまうなどの学習方法の課題も見えてきたという。

そこで、2023度に書き込み問題が多い「すららドリル」を中学校へトライアルで導入したところ、生徒や先生から好評だったことから2024年度より中学校に正式導入。小学校でも同様に昨年度トライアル導入し、小学校の先生からのアンケートを踏まえ、今年度から4年生以上での導入となった。

同市教育委員会 学校教育課 榎本一夫氏は、「今後は、GIGA端末の入れ替え時にタッチペンが付きますので、書き込み式の『すららドリル』のさらなる有効活用を図っていきたいと考えています。ふじみ野市は子どもたちの『確かな学力』の定着、『生きる力』の育成のため、GIGAスクールの推進に取り組みます。」とコメントしている。

すららネットは、ふじみ野市が掲げる「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育む教育の実現に向けて、ふじみ野市教育委員会と連携して「すららドリル」の活用を進めていく考えだ。

すららネットについて

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」「すららドリル」などを開発・提供。4月現在、国内の2,600校以上の学校や学習塾で導入され、約25万人の児童生徒が利用している。

同社は、全国の公立学校や有名私立学校、大手塾での活用が広がる一方、不登校や発達障がい、経済的困難な状況の子どもたちにも学習機会を届けることで、教育課題の解決に取り組む。また同社は、2017年に、代表的なEdTechスタートアップ企業として東証マザーズ市場(現東証グロース市場)に上場した。

この機会に、個別最適な学習と教職員の働き方改革を実現へと導く「すららドリル」をチェックしてみては。

すららネットHP:https://surala.co.jp
「すららドリル」HP:https://surala.jp

(Higuchi)

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