人気ラーメン店が「30分後に食べても美味しいデリバリーラーメン」を徹底開発! 「menu」の「デリ麺プロジェクト」スタート

デリバリーアプリ「menu」が、『ラーメンWalker』とタイアップのもと、デリバリーラーメン(デリ麺)の文化の浸透を目指す「デリ麺プロジェクト」を始動させた。
コロナ禍の緊急事態宣言のあたりから徐々に増えてきたラーメンのデリバリー。「麺が伸びてしまう」というデリバリーにとって圧倒的に不利な条件の中、スープのないまぜそばや油そばから少しずつ広がっていき、その後、伸びにくい麺の研究やセパレート容器の普及など改良で美味しいデリバリーラーメンが出てきている。
その中で今回のコンセプトは “30分後に楽しめる”となっている。人気ラーメン店が作ってから30分後に食べても美味しいラーメンを徹底的に開発。筆者も試食会で実際にいただいたが、これからのデリバリーラーメンの未来が見えるものばかりだった。
博多ラーメンでぶちゃん「臭旨!BLACK」

高田馬場にある博多ラーメンの人気店。自慢のクサウマ豚骨に生ニンニク、フライドガーリック、マー油をプラスし、最強のクサウマ豚骨ラーメンに仕上げている。これだけのニンニク感の中でも抜けてくる「でぶちゃん」のスープは凄い。
そして、博多の極細麺を30分もたせるというのは前人未踏の記録だろう。これはぜひ業界に発表してほしい技術だ。豆モヤシの食感のアクセントも実にニクイ。
味噌麺処 花道庵 北参道店「旨辛麻婆味噌ラーメン」

中華鍋で炒めて作る濃厚味噌ラーメン。味噌のコクに動物系の濃厚なスープを合わせ、ニンニクをプラスして中毒性をアップ。極太の縮れ麺はパワフルで30分をものともしない。さらにデリバリー限定で旨辛の麻婆豆腐が豪快にトッピングされてパワーアップ。
志奈そば 田なか「”茹で置き”熟成麺」

「茹で置き」というある意味逆ギレ感のあるチャレンジは田中店主らしいチャレンジ。24時間以上じっくり寝かせた“茹で置き熟成麺”は伸びているのに美味しいという不思議な麺。
煮干しをメインにパクチーでエスニック感も演出。お店で人気のまかないメニューをベースに開発されたそう。柔らかい麺の美味しさを再認識できる一杯だ。
MENクライ「超・極太麺油そば」

浜松町の人気店の人気メニュー。これは筆者も大好きな一杯で、絶対にデリバリーにも向いていると思っていた。
『ラーメンWalker』からの指令で、デリバリー史上一番太い麺にチャレンジしてほしいというオーダーのもと、お店以上に極太な麺で登場。国産小麦「もち姫」を使った超極太の自家製麺は、その食感とタレのまとい方が最高だ。エスニックで旨さバツグンのタレは唯一無二。
伊蔵八味噌らーめん「焦がし味噌らーめん」

小宮一哲店主が手がける渋谷の人気味噌ラーメン店。火柱を上げて香ばしく焦がすことでコクと旨味を引き出した焦がし味噌ラーメン。
旨味をグッと閉じ込めていて抜けきらないのが素晴らしい。濃厚だがくどさがなく、もっちりとした太縮れ麺によく絡む。

発表イベントでは、大人気ラーメンYouTuber「SUSURU TV.」のSUSURUくんと「ラフ×ラフ」の日比野芽奈さんがゲストとして登場。また、「博多ラーメンでぶちゃん」甲斐康太店主、『ラーメンWalker』のプロデューサーを務める松本桂汰さん、「menu」の山敷真さんが登壇し、「デリ麺プロジェクト」の詳細や立ち上げ背景、今後の計画を発表した。

こちらのメニューは4月25日から販売を開始している。ぜひお試しいただきたい。
(執筆者: 井手隊長)

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