橋下徹大阪市長と論争の水道橋博士が生放送『たかじんNOマネー』で自ら退場も情報が錯綜

たかじんNOマネー

6月15日、テレビ大阪のトーク番組『たかじんNOマネー』に出演したタレントの水道橋博士が、橋下徹大阪市長と論争。番組冒頭に橋下市長の「小金稼ぎのためのコメンテーター」という発言があり、それに抗議をして番組後半に「今日で番組降ろさせていただきます。(小金稼ぎのコメンテーターとは)違います。それでは3年間、ありがとうございました」と、スタジオから退場したことが大いに話題になった。

ネット上ではこの件に関して喧々諤々の議論が巻き起こっているが、関西の番組のため東京では放送がなかったこともあり、当初は番組の様子を紹介した書き込みなどで状況の判断をすることとなった。

中でも、

【流れ要約】
前回の電話アンケートを受けて、橋下への一問一答で。
先の放送での橋下発言についての認識が
コメンテーターと大多数の視聴者で180度違っていたことを問われて、

橋下「視聴者はやっぱり冷静で小銭稼ぎのコメンテーターとは違うと回答。責任とらない芸人コメンテーターは何言っても無駄。都合悪くなると意見をコロコロ変える」
水道橋博士「専門家がみんな言ってる」
橋下「専門家って誰ですか?」
博士「いっぱい言ってるよ!」
橋下「誰ですか?」
博士「こ、小林よしのり・・・(小声)」
橋下「いないときには散々批判論展開しておいてじゃあ貴方はこの件どう思ってますか?」
博士「ただのタレントなのに何も言えるわけないじゃないですか歴史家じゃないし」

橋下「この番組の小銭稼ぎの糞コメンテータ共が~」
水道橋博士「小銭稼ぎのつもりなんてないのでこの番組辞めさせてもらいます」

というコピペがかなり出回っていたが、実際の番組をみてみると上記とはかなり異なり、水道橋博士は橋下氏が大阪市長かつ政党の共同代表という立場でありながら、慰安婦問題に対して熟考のないままに発言やツイートをすることで国益が損なわれることを諌めていたように思える。
また、小林よしのりさんのくだりは、従軍慰安婦に関しての韓国のロビー活動等といった問題について橋下氏が「(自分の他に)誰が言ってるんですか?」と聞いて水道橋博士が「小林よしのりさんでも言ってます」と答えたところをニュアンスを変えて記述しているようだ。

水道橋博士の退場後、コメンテイターの大谷昭宏さんに「小金稼ぎ」発言を訂正する気はないか問われた橋下市長、「ないです」と答えていたが、その後ツイートで

水道橋博士の

罵声は良いけど「逃げた」は不本意だなぁ。かって本人がサンジャポの生放送でやったことをやった。大人げないって言われても「人間っていうのはバカやってないとバカになる」――町山智浩。

というツイートに

橋下です。「小金稼ぎの」は撤回します。すみませんでした。ただ政治家である僕らは常に責任を負っていることを理解して下さい。元慰安婦の方への補償の要否について、大谷氏も須田氏も答えることができませんでした。それで済むのがコメンテーターです。

と返信している。そして、その後大谷さんをはじめとしたコメンテイターが間違った発言をしても責任をとらず、自分のいないときに人格攻撃がなされたことに対して「小金稼ぎ」という言葉を使ったが、それは撤回しお詫びすると語り、最後に

僕は小金稼ぎと言いましたが、博士さんは相当高いギャラをもらっていたから怒られたと理解しておきます(笑)

と結んでいる。

※画像は『たかじんNOマネー』ホームページより

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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