大阪・南港のタワーで国内最大級「レーザーマッピング」、大阪・関西万博に合わせた光のアート
2025年4月12日に開幕した、大阪・関西万博。これに合わせ、大阪・南港のさきしまコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)で、国内最大級の規模、関西エリア初となる光のアート「SAKISHIMA LIGHTING ART」が開催されている。同年10月13日まで実施、毎日18時から23時まで。

さきしまコスモタワーは、大阪ベイエリアのランドマーク的存在で、高さ256メートルある。このタワーの北側外壁、タワー18階から50階の範囲に、さまざまなレーザーマッピングが投影される。

テーマは「いのちの彩り 未来の輝き」。生命の躍動と大自然の神秘がつながる、繊細な光のインスタレーションとのこと。
特に、18~19時は、大阪・関西万博のナショナルデーに合わせ、それぞれの「国旗」をイメージしたライトアップを、15秒ごとに2色を投影して行われる。例えば5月だと、5日はポルトガル、16日はスペイン、22日は英国など、ほぼ毎日どこかの国・地域の日となっている。

19~23時は、季節ごとに演出が変わるレーザーマッピングによる光のアート(3分)と、万博カラーをイメージしたレーザーマッピング(2分)が、繰り返し上映される。テーマと日程は以下。
「春:Birth –誕生-」 4月13日(日)~5月31日(土),10月1日(水)~13日(月・祝)
「夏:Radiance -輝き-」 6月1日(日)~7月31日(木), 10月1日(水)~13日(月・祝)
「秋:Transition -遷移-」8月1日(金)~10月13日(月・祝)
「公募作品」 8月1日(金)~10月13日(月・祝)

「春:Birth –誕生-」「夏:Radiance -輝き-」「秋:Transition -遷移-」は、大阪万博が開催された1970年に大阪府で観測された「潮位」(春)、「日射量」(夏)、「風向・風速」(秋)の環境データを可視化してレーザーマッピングで、「海」「光」「空」のつながりを表現するのが特徴という。
例えば、「春:Birth –誕生-」では、薄いピンク色の桜、青の海などが見られる。

さらに、公募作品については、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき、「いのち」「未来」「輝き」から連想するものをテーマとした作品が、2025年6月1日までエントリー募集中。
応募資格は、2025年3月31日時点で 29歳以下の学生、および、クリエイター (個人もしくはチーム、なおチームは最大5人まで)で、After EffectsなどCGソフトを使用した映像制作のスキルや経験を持っていることが条件となっている。詳しくは→https://sakishima.lighting/open-call/

「SAKISHIMA LIGHTING ART」公式ホームページ
https://sakishima.lighting
(Written by AS)

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