ホテル、観光、食費…「ニューヨーク」旅行を少しでも節約する方法
ニューヨークはいろいろ高い。物価の高さは世界一といっても過言ではない。それは今に始まったことでなくもともと高かったうえ、コロナ後さらに円安と物価高で、日本から行くと今さらに大変だ。
それでもニューヨークは、観光で行くにも素晴らしい魅力あふれる街であることは、昔も今も変わりない。旅費を少しでも節約できれば、ニューヨーク行きが少し現実味を帯びてくるかもしれない。
航空券をできる限り安く買うには?
旅費で大部分を占める「航空券」を安く買うには、まず航空会社の「セール」を狙う。ビジネス路線のニューヨーク便がセールに出ることは少ないが、ゼロではない。また、直行便でなく「経由便」のほうが安い。時間はかかるが、値段重視ならこちらがおすすめ。さらに、ANAやJALといった日系より、外資系のほうがリーズナブル。
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貯まったマイルを使って「特典航空券」を利用すると、航空券が無料になることも。ただ、日系航空会社はじめ、燃油サーチャージや諸税などの支払いが必要な航空会社もあり、その場合は無料でなく10万円近くかかることも。航空券を有償で買うよりは安いが、お得感があまりないのと、ビジネス路線のニューヨーク線は特典航空券が争奪戦だ。
中心部のホテルはとても高いので覚悟
ニューヨーク滞在で最も懸念事項なのが「ホテル」で、世界で最も高いと言われる。特に12月などは3つ星ホテルで1泊10万円超えもザラ。アメリカは場所によって命の危険にも直結するため、安い宿は基本おすすめできない。
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対策としては、ホテルはキャンセル無料で早め予約、1~2月などの閑散期を狙う、マンハッタンを避けて郊外に滞在して通うなど。特に週末に中心部は高いので、週末のニューヨーク滞在はできれば避けたほうがいい。
現地の食費もケタ違い、節約するには…
日本にもあるラーメンのチェーン店で、日本850円の同じラーメンがニューヨークは3000円以上する。しかも、レストランは税金に加えて「チップ」も必要だ。1日3食すべて外食だと、滞在中の出費も半端ない。
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食費を節約するには、スーパーで食材を買って「自炊」する、そのスーパーの総菜コーナーでテイクアウトする、チップ不要なカフェや「フードホール」の利用などがおすすめ。レストランを利用する場合も、ブランチやランチなどがディナーよりはリーズナブル。スーパーにも価格差あり、庶民的な「TARGET」などがまだ安い。
観光の入場料、無料と有料を上手に活用
ニューヨークには、高層ビルの展望台などが観光スポットで人気。ただ、あれこれ行くたびに入場料が必要で、一度で1万円ほどすることも。たくさん観光したいなら、「ニューヨーク・ビックアップルパス」のような観光スポットがお得になるチケットを使いたい。
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また、ニューヨークには、無料または格安で楽しめるスポットも膨大にある。例えば、セントラルパークやタイムズスクエア、5番街などは眺めて歩くだけで楽しい。自由の女神を眺めるだけなら、スタテン島行きフェリーの往復だと無料だ。ブロードウェイを観る、その演目にこだわらないなら「TKTS」だと半額でチケットが入手できる。美術館によっては無料開放の曜日や日時もあるが、混雑覚悟で。
意外とかかる現地移動、交通費の節約テク
アメリカでも珍しく車が不要。地下鉄とバスが一律2.90ドル(約450円)で、最も安い移動手段だ。特に「OMNY」で事前に自分のクレジットカードを登録し、そのカードで乗るたびにタッチ決済すると、7日34ドルを超えるとその後の利用が無料になる。
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JFK空港から市内へのアクセスは、エアトレイン+地下鉄が最安。とはいえ時間がかかるので、エアトレイン+LIRR(ロングアイランド鉄道)が時短でコスパ的にもいい。タクシーは人数が多い場合に割り勘できておすすめ。タクシーより安い「Uber」は、渋滞さえなければニューヨークは基本すぐ来る。
(Written by A.Shikama)
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