〈MODE 2025〉でパティ・スミスが9年ぶりに来日

〈MODE 2025〉でパティ・スミスが9年ぶりに来日

実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ〈MODE〉が、世界的な文化アイコンであるパティ・スミスとNY/ベルリンを拠点に活動する現代音響芸術コレクティヴのサウンドウォーク・コレクティヴによる最新プロジェクト〈コレスポンデンス〉を2025年4月から東京と京都で開催する。

〈コレスポンデンス〉はパティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴによる10年以上におよぶ協働プロジェクト。今回は、さまざまな地理や歴史、自然環境を横断する作品としてエキシビションとパフォーマンスの2形式で発表される。エキシビションは4月26日から6月29日まで東京都現代美術館にて、パフォーマンスは4月29日(火・祝)にロームシアター京都 サウスホール(京都)、5月3日(土・祝)に新国立劇場 オペラパレス(東京)にて開催。

ステファン・クラスニアンスキーが詩的な霊感や歴史的な重要性をもつ土地を訪れフィールドレコーディングによって「音の記憶」を採集し、パティがその録音との親密な対話を重ねて詩を書き下ろし、さらにそのサウンドトラックに合わせてサウンドウォーク・コレクティヴが映像を編集する。“往復書簡(=コレスポンデンス)”によって制作された8つの映像作品がエキシビション/パフォーマンスの根幹を担う。それらの映像は、チェルノブイリ原発事故や森林火災、動物の大量絶滅といったテーマを探求するとともに、アンドレイ・タルコフスキー、ジャン=リュック・ゴダール、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ピョートル・クロポトキンといった芸術家や革命家を参照しながら、人間と自然の関係やアーティストの役割、人間の本質について観るものに問いかけるものとなっているとのこと。

詳細は〈MODE〉公式HP(https://mode.exchange)にて。

イベント情報

〈サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス 京都公演〉
2025年4月29日(火・祝)
ロームシアター京都 サウスホール
【昼公演】12:00開場/13:00開演
【夜公演】16:30開場/17:30開演

〈サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス 東京公演〉
2025年5月3日(土・祝)
新国立劇場 オペラパレス
17:00開場/18:00開演

出演:パティ・スミス(ヴォーカル)
ステファン・クラスニアンスキー(フィールドレコーディング/フォーリー)
シモーヌ・メルリ(シンセサイザー)
ルーシー・レイルトン(チェロ)
ディエゴ・エスピノサ・クルス・ゴンザレス(ドラム/パーカッション)
ペドロ・マイア(ビジュアル/ライティング)
セバスチャン・ビュロー(サウンドエンジニア)

〈MOT Plus サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス〉
2025年4月26日(土)〜6月29日(日)
東京都現代美術館 企画展示室B2F
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/MOTPlus-correspondences/

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