テーマはくすっと笑える節約川柳。「節約川柳」コンテスト開催、横澤夏子さんも選考


ブレイク・フィールド社が運営する、暮らしとお金を考えるメディア「ファイナンシャルフィールド」にて、「節約川柳」コンテストを開催!2024年12月23日~1月5日の期間、「くすっと笑える」節約に関する川柳を募集した。

応募総数1800句の中から、最優秀賞1作品、優秀賞1作品、審査員賞3作品が選出された。

横澤夏子さんを招いて選考会を開催

川柳選考会は、横澤夏子さんを招き開催された。

今回のテーマは、「くすっと笑える節約川柳」。物価高で家計が切迫する状況をユーモラスに詠んだ川柳が約1800句集まった。選考会ではそれぞれの作品が持つ魅力について真剣に、時には笑いを交えながら語り合い、作品に込められた背景を考えながら、受賞作5句を決定した。

今回、候補として挙がったのは8作品。一二三茶さんの「即消灯 幽霊屋敷と 後ろ指」、無色さんの「婆ちゃんは チューブ絞りで 指鍛え」、ハクションさんの「買い物で ポイント貯めて 金欠に」、なかじさんの「新紙幣 使えず諦め 節約に」、羊元さんさんの「お供えの ぶっか高くて パック飯」、けんちゃんさんの「ママを真似 クーポンを出す おままごと」、梅の子さんの「値下げ品 浮いた予算で おやつ買う」、アルペジオさんの「雑炊と 言って誤魔化す 米の量」。

暮らしの実感がにじむ川柳に、共感の声が多くあがったそう。世相を反映しているかどうか、作品としての完成度はどうか、くすっと笑えるものかどうか、多くの人に共感されるか、さまざまな観点から議論したという。


「この一句の裏にどんな思いがあるんだろう?」と横澤さん。「どれもよくて、選ぶのが難しい…!」と一句ずつ、吟味していったという。

「子どもがおままごとでクーポンを出していた話」や「送料無料と聞くと余分に買ってしまう話」など自身の体験を交え、作者の気持ちを想像する姿もあったそう。

受賞作を横澤さんのコメントとともにチェック

その中から選ばれた、受賞作を紹介しよう。

最優秀賞は、無色さんの「婆ちゃんは チューブ絞りで 指鍛え」。

横澤さんは、「おばあちゃんがチューブを絞っている様子が思い浮かぶ作品ですね! おばあちゃんの指に刻まれたしわは、チューブをしぼる日々の積み重ねでできたものなのか~とくすっと笑ってしまいました。私もチューブの中身を出し切るために中に空気を入れて振ることがあるので、最後まで使い切りたい気持ちがとてもよく分かります(笑)。ぜひ、最優秀賞の賞金10万円で新しいチューブをたくさん買ってください!」とコメントしている。

優秀賞は、なかじさんの「新紙幣 使えず諦め 節約に」。

横澤さんは、「新紙幣を大事に思って使えない気持ちと、新紙幣に対応していなくて使えない状況、両方が読み取れる面白い作品ですね!私もテレビ局のセブンティーンアイスを買おうとしたときに、新500円玉が使えず諦めた経験があります。でも、今思うと節約になっていたのですね(笑)新紙幣が出回り始めた頃、私は使うのがもったいなくて、財布の中に貯めている派でした」と話す。

審査員賞に選ばれたのは3作品

また、審査員賞は、アルペジオさんの「雑炊と 言って誤魔化す 米の量」、けんちゃんさんの「ママを真似 クーポンを出す おままごと」、一二三茶さんの「即消灯 幽霊屋敷と 後ろ指」が選ばれた。

厳しい現状の中でも、ユーモアを発見しようとする作品の数々に、編集部も元気をもらったとのこと。これからも節約に関するイベントを開催していくとしている。

また、ファイナンシャルフィールドでは、節約に関する情報や知っていると役立つ制度や税金の情報を発信している。この機会にチェックしてみては。

ファイナンシャルフィールド 公式HP:https://financial-field.com

(ソルトピーチ)

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