北川悦吏子さんの「病を、感動の道具に使わないで」ツイートが波紋 乙武洋匡さん「すごく危ないというか、誤解を生むんじゃないかなって」

2月8日、脚本家の北川悦吏子さんがTwitter(X)にて

病を、感動の道具に使わないで。みんな、とても大変な思いをして生きています。

とツイートを行った。数々のヒット作を産み出してきた北川さんであるが、今回のツイートの意図は判然とせず、さまざまな憶測を呼び波紋が広がる。

作家の乙武洋匡さんは北川さんに対し

北川さん、それなら『愛していると言ってくれ』や『ビューティフルライフ』は、障害を感動の道具に使った作品なのですか?

とツイート。

ちなみに、私はひとりの身体障害者として、『ビューティフルライフ』にはとても感謝しています。

と続け、反響を呼んでいた。

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https://getnews.jp/archives/3596885[リンク]

北川さん「違うよ、乙武くん」

2月11日、北川さんは冒頭の自身のツイートを引用する形で

みんな、というのは私のような難病を抱えた人たちのことです。ある創作物、ストーリーを読んでいたら、あまりにご都合に病気を扱っていたので、怒りを覚えてこのような投稿をしました。

とツイート。また、先述の乙武さんのツイートを引用し

違うよ、乙武くん。障害や病気を道具にしていません。それらをテーマにした作品です。そこをどう生きて行くか、という作品です。その違いは、自ら障害を持つ乙武くんにはわかるのでは?というか、ビューティフルライフに賛同してくれてたよね?あの頃の対談でそんな話をした記憶が、、、。

との返答を行う。

乙武さん「元の投稿、すごく危ないというか、誤解を生むんじゃないかなって」

一方、乙武さんはそれに対し

北川さん、改めてその言葉を聞けてよかったです。 でも、元の投稿、すごく危ないというか、誤解を生むんじゃないかなって。 「私の作品は、きちんと障害と向き合ったものです。でも、あの人の作品は難病を“感動の道具”に使っています」 そう読めてしまう。それはちょっと横暴かな、と。
(略)

と、長文の返答を行っていた。

※画像はTwitter(X)より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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