【岐阜県岐阜市】不登校児童・生徒の新たな学びの選択肢に。オルタナティブスクール・学藝の森CoE開校


スマイルバトンは、4月に不登校児童・生徒のためのオルタナティブスクール・学藝の森CoE(こえ)を岐阜市に開校する。

学藝の森CoE開講の経緯


学藝の森CoEは、公立学校と近い経済負担で通える仕組みを整え、自主事業や寄付を活用した持続可能な教育モデルの構築を目指して始動。まずは、4月時点で小学1〜4年生の児童を対象に受け入れを開始する。

文部科学省の統計によると、全国で34万人を超える児童・生徒が不登校となっており、岐阜市でも1,000人以上の小中学生が学校に通えていない現状があるという。この現状を受け、文部科学省は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、子どもたちが主体的に進路を考え、社会的に自立できるよう支援することを求めている。

学藝の森CoEもこの方針に基づき、子どもたちが安心して学び、自分に合った道を選択できる環境を提供。公立学校への再登校を目指すための一時的な拠り所としての利用も、中等部までの長期的な学びの場としても利用可能で、それぞれの選択を尊重する考えだ。

公立学校と近い経済負担で通える


公立学校では、学校教育費や学校給食費など、年間10〜15万円程度の費用が必要。同校では、公立学校と近い経済負担で通えるよう、給食費を含めた月額利用料は13,300円(税込)に設定されている(※)。

⼊学直後は、スクールを自分の居場所と感じられることを最優先し、新しい環境に慣れ、友達やスタッフとの関係を築く時間を大切に注力。その上で学習指導要領に基づき、発達段階や教科ごとに必要な力を身につけながら基礎学習をしっかりと支え、プロジェクトの学びなど、さまざまな体験を通じて学びの幅を広げていく。

昼食は栄養士監修&学校内で手作り

毎⽇の⾷事は、⼦どもの体と⼼の成⻑を⽀え、学びへの意欲や健康な生活、そして未来に向かう力を育むために⽋かせないもの。

「⾷」を学びと生活の基盤として⼤切に考えている同スクールでは、栄養士監修のスクール内で手作りする栄養も愛情もたっぷりの温かい食事を提供し、成長を支えていく。

入学説明会を実施


開校に先立ち、学藝の森CoEの理念やカリキュラム、運営体制について詳しく説明する入学説明会を実施。「みんなの森 ぎふメディアコスモス」にて、2月24日(月)に申し込みフォームからの事前申し込み制で開催する。

なお、説明会は2月24日(月)だけでなく、3月1日(土)・2日(日)にも学藝の森CoE岐阜校にて開催。入学対象者は、4月時点で不登校状態にある小学1年生〜4年生の児童。公式HPは現在制作中のため、説明会情報や日々の様子はInstagramで確認を。

学びの選択肢を岐阜から全国へ

同団体は、学藝の森CoE岐阜校をモデルに、経済的な負担を抑えた不登校児童・生徒向けのオルタナティブスクールを全国に展開。その実現のため、岐阜校の取り組みを公開し、知見を発信することで、他の地域でも同様のスクールが開校できるよう支援していく。

不登校児童・生徒の新たな学びの選択肢として、学藝の森CoEの説明会に参加してみては。

■学藝の森CoE
場所:岐阜県岐阜市福光東2丁目7-12 サンライズ北野2階

■入学説明会 開催概要
開催場所:みんなの森 ぎふメディアコスモス「かんがえるスタジオ」
住所:岐阜県岐阜市司町40-5

学藝の森CoE公式Instagram:https://www.instagram.com/gakugeinomoricoe

※入学時には入学諸費用9,800円(税込)がかかる。また、毎年4月に保険料800円(税込)と施設利用料3,300円(税込)の支払いが別途発生

(丸本チャ子)

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