スクイッド、最新ALより「Cro-Magnon Man」を先行配信

 スクイッドが、2025年2月7日にリリースする3rdアルバム『Cowards』から「Cro-Magnon Man」を解禁した。ほかにも、アルバム発表に合わせて解禁された先行シングル「Crispy Skin」と、日本での経験にインスパイアされた「Building 650」の3曲が先行公開されている。

 「Cro-Magnon Man」は、意味を持たない物体が私たちよりも長く存在し続ける可能性のあるパラレル・ワールドに飛び込む。ギタリストのルイ・ボアレスに加え、クラリッサ・コネリー、トニー・ニョク、ローザ・ブルックがボーカルを担当し、グリッチするシンセのスタブやギターが、重厚なベースが支配するアンダーワールドの舞台を作り上げている。

 3作目となるアルバム『Cowards』のテーマは「悪」。実在する人物や想像上のキャラクターたちが、善と悪の間に横たわる暗い海に足を踏み入れていく姿を描き出している。スタジオはポール・エプワースが運営する英ロンドンのザ・チャーチを使用し、【マーキュリー賞】受賞プロデューサーのマルタ・サローニとグレース・バンクスとともにレコーディングされた。ミックスは前作に続きトータスのジョン・マッケンタイアに依頼。加えて彼らの魅力をいち早く見出したダン・キャリーもアディショナル・プロダクションというかたちでサポートしている。

 レコーディングにはメンバー5人のほか、前作で大きな役割を果たしたパーカッショニスト、ザンズ・ダガンが再び参加。アーサーがチェリストでもあることから、ルイージ・クァルテットによるストリングスが大幅に導入され新たな一面を開拓している。またローザ・ブルック、トニー・ニョク、クラリッサ・コネリーによるコーラスがアルバムのどこか瞑想的なトーン、全体がひとつの組曲のような構成を特徴づけている。

◎リリース情報
アルバム『Cowards』
2025/2/7 RELEASE
https://squid.ffm.to/cowards

Photo: Harrison Fishman

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