【静岡県藤枝市】「大江戸の暮らしと町並み展」開催!檜細工師・三浦宏さんのミニチュア模型を展示
藤枝市役所は、藤枝市郷土博物館特別展「大江戸の暮らしと町並み展」を、2月1日(土)~3月30日(日)の期間、静岡県藤枝市にある藤枝市郷土博物館・文学館で開催中だ。
ミニチュア模型70点以上を展示
「大江戸の暮らしと町並み展」では、江戸の町並みや建造物のミニチュアを約40年にわたり制作した浅草の檜細工師・三浦宏さんのミニチュア模型70点以上を展示し、江戸時代後期の商家や湯屋などの様子を再現している。同展は、三浦宏さんの最大級の遺作展。江戸時代後期の呉服屋、湯屋、両替商、旅籠、船宿、庶民の長屋などを、縮尺1/10、1/20のサイズで内部まで精巧に再現したミニチュア模型を鑑賞できる。
三浦宏さんは、大正15年、浅草生まれ。船大工の祖父、風呂桶職人の父の技術を受け継ぎ、「三浦風呂製作所」として檜風呂や手桶などを製作するかたわら、江戸期の家屋や生活道具を、職人としての経験と時代考証にもとづき再現。江戸庶民の暮らしや気配までもが感じられる三浦さんの作品は、全国各地の展覧会に出品されて反響をよんだ。享年92歳。
ドールハウス作家・小幡耕一さんのジオラマも展示
また、「大江戸の暮らしと町並み展」のためにドールハウス作家・小幡耕一さんが製作した、大河ドラマ『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎の絵草子店「耕書堂」をイメージ再現した画期的なジオラマ(縮尺1/12)も公開中。ジオラマの2階では、絵師・彫師・摺師などが手を動かして浮世絵を制作する作業風景を、解説映像とともに観ることができる。
さらに、江戸の町並みや東海道の宿場を描いた浮世絵も併せて展示。そこに描かれた江戸の町並みや庶民の暮らしぶりを鑑賞できる。
この機会に、「大江戸の暮らしと町並み展」に足を運び、貴重な作品の数々を鑑賞してみては。
■大江戸の暮らしと町並み展
開催期間:2月1日(土)~3月30日(日)
休館日:月曜日、2月25日(火) ※2月24日(月)は開館
会 場:藤枝市郷土博物館・文学館
住所:静岡県藤枝市若王子500
特別展料金:大人600円(団体20名以上480円)・中学生以下無料
「大江戸の暮らしと町並み展」詳細:https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse/1/802/22210.html
藤枝市郷土博物館・文学館 公式HP:https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse/index.html
(ソルトピーチ)
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