韓国旅レポ 外貨両替で痛恨の発進!?[#3 ようやく旅立ち編]
みんなの銀行とRevolutで実現するお得・身軽・安心な海外スマート旅
※この記事は『みんなの銀行 公式note』からの転載です。
みんなの銀行とRevolutの両社広報担当が海外旅行を敢行し、お得・身軽・安心な使いこなし術を実際の旅行記にのせて発信する連載3回目。
前回までは日本での準備編として、ZIPAIR航空券や明洞のホテル、成田空港までの移動手段、海外Wi-Fiの各種サービスを予約しました。
その流れで、円建て決済は「みんなの銀行」、外貨建て決済は「Revolut」、と支払いの通貨によってカードを使い分けするメリットも理解し、事前準備と情報武装は整いました。
ようやく韓国旅行1日目を迎える今回、この記事も本格的に旅行記っぽくなります。お手製の「旅のしおり」に沿って、分刻みのミッションをクリアしていけるのでしょうか。みんなの銀行・Revolut広報担当による韓国旅行がスタートします!
こんな人におすすめ
・海外旅行が好きな方
・海外出張が多い方
・お得、身軽、安心な海外スマート旅をしたい方
この記事の登場人物
・みんなの銀行 CXO Office 広報 市原(筆者)
・REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN 広報 新居さん
Step06_旅の始まり
05:30 東京・渋谷ハチ公前
はじまりはあいにくの雨。
早朝の渋谷は人も少なく静かで、雨に打たれるハチ公は普段より寂しそうに見えます。ここでRevolut広報の新居さんと待ち合わせ。
(写真:旅の起点となる渋谷ハチ公前で、みんなの銀行とRevolutを持って記念撮影。行ってくるワン。)
06:01 渋谷駅発
渋谷から成田空港までは空港特急列車で電車移動です。Google Pay・Apple Pay(※)を設定済みなので、駅改札機をスマホタッチでサッと通り抜け、出発ホームの4番ホームに向かいます。
(写真:このホームで合っている、はず)
(写真:天井の電光掲示板で確認)
(写真:足元の標示でも確認。間違いない)
※Apple Payを利用するにはiOS 12.5.2以降が必要です。Apple Payに対応しているデバイスについてはこちらをご覧ください(https://support.apple.com/ja-jp/HT208531)
※Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です
※Google Pay のご利用には、Google ウォレット アプリのダウンロードが必要になります
※Google ウォレット は Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ アプリ 9.0.0以上で利用できます
※Android、Google Play、Google Pay、Google ウォレット は Google LLC の商標です
※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です
Step07_空港へ向かう電車内でのミッションが多過ぎる件
渋谷~成田空港間の乗車時間は78分。
この時間内に車内でコンプリートしないといけないミッションは、以下の5つです。手順の確認と写真撮影も含むのでそんなに余裕はございません。
事前に購入した指定席に座り、数分ひと呼吸してから始めていきます。
■ 電車内でのミッション
1. ZIPAIRのモバイルチェックイン
2. みんなの銀行からRevolutにお金をチャージ(重要度★★★)
3. Revolutで外貨両替
4. 空港鉄道ウェブサイトで乗車券を外貨建て決済
5. 韓国配車サービスの決済方法にRevolutカードを設定
06:03 ①ZIPAIRのモバイルチェックイン
(写真:都心部ではトンネルを走るため窓の外はしばらく真っ暗)
まず手元にパスポートを用意。
ZIPAIRのチェックイン方法には、空港のカウンターチェックイン・自動チェックイン機・モバイルチェックインがありますが、身軽な海外スマート旅を目指す私たちは「モバイルチェックイン」を選択。
当日、空港が混雑している可能性もあるので、事前にチェックインを完了しておけば安心ですし、時間の節約にもなります。
モバイルチェックインの手続きは簡単で、出発の24時間前にZIPAIRより届く案内メールのURLを開き、「モバイルチェックイン」ボタンをタップ、スマホのカメラ機能でパスポート情報を読み取れば、完了です。
(写真提供:ZIPAIR/モバイルチェックインは搭乗便の出発24時間前から、スマホ・タブレットより手続きが可能だ。PCからは不可なので注意しよう)
唯一つまずいた点としては、電車の揺れでカメラの読み取りがうまくできなかったこと。何度目かのトライで成功しましたが、皆さん、当たり前ですがモバイルチェックインは静止した場所で行うのがよさそうです(笑)。
チェックイン後に表示されるモバイル搭乗券は、空港の保安検査場と搭乗口でサッと出せるように、iPhoneユーザーの筆者はAppleウォレットに、(iPhoneとAndroidの2台持ちの)新居さんはAndroidのGoogleウォレットに追加しておきました。
06:15 ②みんなの銀行からRevolutにお金をチャージ(重要度★★★)
(写真提供:Revolut/「クイック銀行チャージ」は瞬時・簡単・手数料なし)
次に、旅行前に開設しておいたRevolutアカウントに、みんなの銀行からお金(ここでは1万円)をチャージ(入金)していきましょう。
Revolutアカウントへのチャージ方法は複数ありますが、2024年10月2日、新しいチャージ方法「クイック銀行チャージ」が誕生しました。
このチャージ方法にこそ、韓国旅行企画の出発点となった「みんなの銀行が提供する更新系API(口座振替API)」が活用されています!
各種チャージ方法のメリット・デメリット
「クイック銀行チャージ」が新たに追加されたことにより、Revolutアカウントへのチャージ方法は6つとなりましたが、それぞれ利用用途の制限やカードチャージ手数料、チャージの反映にかかる時間などに違いがあるので、ちょっと注意が必要です。上から順に説明します。
■ Revolutアカウントへのチャージ方法
1. デビットカード
2. クレジットカード
3. プリペイドカード
4. 銀行送金(国内および海外銀行からの送金に対応)
5. Apple Pay・Google Pay(カードからのチャージ)
6. クイック銀行チャージ ←NEW!!!
1~3. デビットカード・クレジットカード・プリペイドカード
例えば上から3つまで、デビットカード・クレジットカード・プリペイドカードからチャージした場合、利用用途の制限があります。
カードでチャージしたお金は「支払いでは利用可能」ですが、「送金や海外ATMでの現金引き出し、および寄付には利用できない」となります。
またカードによるチャージの場合は、カード手数料が発生することも。国内で発行されたVisaデビットカード、Mastercardクレジットカード、および、Mastercardデビットカードでは無料ですが、国内で発行されたMastercardプリペイドカードでは1.3%、その他のカード(※)では1.7%の手数料がかかります。
※国内で発行されたVisaクレジットカード・プリペイドカードおよび、国外で発行されたVisaおよびMastercardブランドのすべてのカード、およびVisaおよびMastecardブランドのすべての法人・ビジネスカード。
※カードによるチャージ手数料について詳しくはRevolutのブログをご参照ください。
https://www.revolut.com/ja-JP/blog/post/how-to-add-money/[リンク]
※参考:Revolutブログでは、カードごとのチャージ(入金)手数料が分かりやすく表でまとめられているのでご覧ください。
https://www.revolut.com/ja-JP/blog/post/changes-to-card-top-up-fees-updated-jp/[リンク]
4. 銀行送金(国内および海外銀行からの送金に対応)
一方、4つ目の銀行送金でチャージした場合は、利用用途の制限はなく、チャージ手数料もかかりませんが、振込元銀行によっては「銀行から振込手数料」が請求される場合があります。
振込元銀行によってはチャージの反映に数分かかることもあるので、海外旅行中、レジ前でRevolutアカウントの残高不足に気付くことのないように、前もってチャージしておくことをオススメします。
5. Apple Pay・Google Pay(カードからのチャージ)
2024年9月11日よりApple PayやGoogle Payに登録したカードでRevolutにチャージできるようになりました。
カード情報入力などの手間が省けて、必要な時にリアルタイムでRevolutへチャージできるので便利です。実際の運用に先立って、パイロット利用方式で一部のお客さまによる利用を開始していたそうですが、開始1週間で一番利用されるチャージ方法となったそうです。
注意事項
● チャージ(入金)手数料は通常のカードからのチャージ時と同額です
● Revolutアプリをご利用のスマホに、Revolutへのチャージが可能なカードがApple PayまたはGoogle Payに登録されている場合にご利用可能です
● Apple PayまたはGoogle Payウォレットに登録されたカードのうち一部のカードはRevolutアカウントへのチャージに使用できません
● カードからのチャージによる資金は送金やATM引き出し、および寄付に利用できません(クレジットカード、デビットカード、クレジットカードすべてに適用)
手数料などの詳細についてはFAQ(※1)やRevolut公式HP手数料(※2)ページで、Revolutアカウントのチャージに使用できるカードについてはRevolutのブログ(※3)で確認できます。
※1 https://help.revolut.com/ja-JP/help/adding-money/add-money-with-apple-pay-or-google-pay/unsupported-cards/[リンク]
※2 https://www.revolut.com/ja-JP/legal/fees/[リンク]
※3 https://www.revolut.com/ja-JP/blog/post/topup-card-i-can-use-jp/[リンク]
※Apple Pay対応デバイス(最新バージョンのiOSまたはiPadOSを搭載)が必要です。Apple Payに対応しているデバイスについてはこちら(https://support.apple.com/ja-jp/102896)をご覧ください
※Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です
※Google Payのご利用には、Googleウォレットアプリのダウンロードが必要になります
※Googleウォレット はAndroid7.0以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイアプリ9.0.0以上で利用できます
※Android、Google Play、Google Pay、GoogleウォレットはGoogle LLCの商標です
「クイック銀行チャージ」は、瞬時・簡単・手数料なしの三拍子揃った新チャージ方法
そして最後6つ目こそが、新たに追加された「クイック銀行チャージ」です。みんなの銀行口座をお持ちであることが前提となりますが、利用用途の制限なく、支払い・送金・海外ATMでの現金引き出し、および寄付に利用できます(←ここ大事)。
銀行口座直結なので、手数料(チャージ手数料や振込手数料)もかかりません(←ここも大事)。
Revolutアカウントへのチャージの反映もリアルタイム(←ここももちろん大事)、かつチャージ手続きも簡単なので、まさに“良いとこ取り”と言っても過言ではないでしょう!
最初に「みんなの銀行」口座との連携が必要
「クイック銀行チャージ」の利用には、初回だけ、みんなの銀行口座との連携が必要となりますが、数ステップで完了します。
まずRevolutアプリを開き、次にチャージ方法の選択画面で「銀行口座を登録して連携」を選択し、みんなの銀行口座とチャチャっと連携します。
クイック銀行チャージに挑戦!
(写真提供:Revolut)
みんなの銀行口座と連携したら、Revolutアプリ内で「クイック銀行チャージ」を行うことができます。「クイック銀行チャージ」はその名の通りクイックで、瞬時・簡単・手数料なしの三拍子が揃っています。
例えば海外旅行中、レジ前で残高不足に気付いても、リアルタイムにチャージして支払いができます(チャージの反映を待つ必要がありません)。
トップ画面の「チャージする」をタップ、チャージしたい金額を入力(実際の旅では1万円)、これだけでチャージが完了しました。
裏側には、未来の金融のカタチ「BaaS」の活用が
なぜRevolutアプリで、瞬時・簡単・手数料なしの「クイック銀行チャージ」が実現できたのでしょうか。
これこそまさに、テクノロジーの進展の中、銀行の新しいチャレンジ(金融DX)として世界が注目する分野、銀行の機能・サービスをAPIを介して外部に提供する仕組み「BaaS(Banking as a Service)」が活用されているからなのです。
BaaSに似た、MaaS(Mobility as a Service)やSaaS(Software as a Service)といったワードを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、クラウド上で提供されるサービスの種類の違いなので、BaaSも同じ仲間ですね!
少し専門的な話になりますがこの「クイック銀行チャージ」の裏側には、みんなの銀行が更新系API(口座振替API)を提供し、Revolutが接続して、口座をAPI連携させる、というBaaSの仕組みがあります。
新しいBaaSの世界では、銀行(ここではみんなの銀行)と銀行以外の事業者(ここではRevolut)がシームレスに結び付いて価値共創を目指していけるのです。
現在、みんなの銀行が提供するAPIには、参照系APIが3種類(残高照会API・入出金明細照会API・本人確認済情報提供API)、更新系APIが1種類(口座振替API)あります。
お客さまの中には「自分の知らないところで口座情報が漏れるのでは……」と心配される方もいるかもしれませんが、金融業界では、他産業と比べて特に高いAPIセキュリティレベルを要求されています。
さらに、みんなの銀行では国内銀行として初めて「FAPI」(※)に準拠した開発を行っており、世界トップレベルのセキュリティを実現していますから、安心してお使いいただければと思います!
※FAPI(読み:ふぁぴ):Financial-grade APIの略。OpenID Foundation のFinancial-grade API ワーキンググループが策定した技術仕様。
06:38 ③Revolutで外貨両替 ←まさかの大失態!!
(写真:Revolutアプリに1万円のチャージが完了したシーン。都心部のトンネルを抜けたが、地上では雨が続いている)
日本円を「売却」して韓国ウォンを手に入れよう!
目玉のクイック銀行チャージの説明が長くなりましたが、電車内でのミッションはサクサク進んでいます。
みんなの銀行からRevolutに1万円をチャージできたので、次はこの1万円を、円からウォンに外貨両替していきます。
筆者「よし、次は両替ですね!」
新居さん「あ、私はレートの良いタイミングで事前に両替済みです」
筆者「……(なぜ教えてくれなかったの!?)」
外貨両替とは、通貨(例えば日本の「円」)を、異なる通貨(例えば韓国の「ウォン」)に交換することですが、別の表現をすると、「日本円を売却」して韓国ウォンを手に入れる、とも言えます。
(写真:Revolutアプリ内では外貨両替も数ステップで完了。今回は円からウォンへの両替だが、35種類以上の外貨の両替が可能だ)
Revolutでの外貨両替でも、この「売却」という言葉が出てきます。聞き慣れない言葉に最初は戸惑うかもしれませんが、手順はとても簡単です。
■ Revolutアプリの外貨両替の流れ
1. トップ画面の「両替」をタップ
2. 「通貨を選ぶ」画面の「KRW大韓民国ウォン」を選択
3. 「JPYを売却」画面のJPY欄に「¥10,000」を入力し、「注文内容を確認する」をタップ
4. 内容を確認して「JPYをKRWで売却」をタップ
たったこれだけで、1万円(日本円)を売却して、85,621ウォン(大韓民国ウォン)を手に入れました!
(写真:1万円をウォンに両替したので、日本円のアカウントは「¥0」に、大韓民国ウォンのアカウントは「₩85,621」の表示になった)
為替市場の時間外は「為替手数料」がかかる!サマータイムの罠にも注意
ここでRevolut広報の新居さんがおもむろに爆弾発言をします。
新居さん「あ、今6時38分ですね……」
筆者「?」
新居さん「まだ7時になってませんね……」
筆者「⁇」
新居さん「為替市場の時間外なので為替手数料(※)がかかってます……」
筆者「!?」←ここで理解する
オリジナルの旅のしおりにも書いていたのに、やってしまいました。大切なことなので、もう一度、韓国旅行記#2で紹介した内容を貼り付けます。
※為替市場の時間外(ニューヨーク時間金曜日17時から日曜日18時まで)、日本時間の場合は土曜日午前7時から月曜日午前8時(サマータイムでは土曜日午前6時から月曜日午前7時)の両替は1%または1.5%の為替手数料が発生します。
※Revolutスタンダードプランの場合、無料利用枠75万円を超えた両替には0.5%の為替手数料が必要です(上記1.5%の為替手数料には、この0.5%の為替手数料が含まれています)。為替手数料無料枠が、どれ程残っているかRevolutアプリ内でいつでも確認することができます。
https://www.revolut.com/ja-JP/blog/post/how-to-exchange-currencies/[リンク]
今(この記事を書いている時点)、アメリカはサマータイム(2024年は3月10日~11月3日)。サマータイムの為替市場は、日本時間でいうと午前7時に始まります。
筆者が外貨両替を行った6時38分は日本時間の月曜日朝、つまりニューヨーク時間の日曜日で、ギリギリ「営業時間外」。
そのため「為替手数料がかかる」のでした!
(あと22分待てば為替手数料はかからなかった!)
電車内でのミッションも多かったし、今朝は超早起きだったし(言い訳)。
(写真:外貨両替の取引履歴を確認してみると、確かに「手数料 ₩865」の表示が)
今回の両替金額は1万円だったので為替手数料も865ウォン(日本円で100円ほど)で済みましたが、「みんなの銀行×Revolut」を使いこなして “お得・身軽・安心”な海外スマート旅を目指す身としては、隠したい大失態です。
それでもこの失敗談を公開することで、これから海外旅行に行く皆さんの記憶に少しでも残り、皆さんが(為替手数料で損することなく)Revolutのお得をフル活用できるのであれば、とそのまま公開することにします。
Revolutでの外貨両替は、新居さんのように「事前にお得なレートの時を見計らって」(←かつ為替手数料のかからない時間帯に)手続きするのが吉です!
07:04 ④韓国の空港鉄道ウェブサイトで乗車券を外貨建て決済
(写真:空港鉄道ウェブサイトの決済画面。1回きりの使用の場合はRevolutの「使い捨てバーチャルカード」番号を使うとより安心だ)
なぜ電車内の慌ただしい中で外貨両替をしたのか(それによりミスも起こったのに)。答えは「外貨(ウォン)で、韓国の空港鉄道の乗車券を購入したかったから」です。
韓国到着後、仁川国際空港1ターミナル駅から目的地ソウル駅までの移動手段には、速く(43分)・安く(11,000ウォン)・楽に(全席指定)移動できる、空港鉄道の直通列車(Express Train)の利用を予定しています。
直通列車の乗車券は駅の券売機でも購入可能ですが、空港鉄道のウェブサイトから事前に申込みしておけば、満席で乗車できないという心配もなく安心です。
Revolutで初めての外貨建て(ウォン)決済
空港鉄道のウェブサイトは言語を韓国語から日本語に変更できるので、手続きもスムーズです。
■ 乗車券代をRevolutで外貨建て決済
片道の運賃11,000ウォン ー 割引500ウォン = 合計10,500ウォン
ここで復習となりますが、韓国旅行記#2で説明したように、海外でカード決済すると、多くの場合1.6%~3.85%程度の「海外事務手数料(外貨建ての取引を日本のカードで決済する際に発生する手数料)」(※)がかかりますが、Revolutを使って外貨建て決済(ウォン建て決済)すれば、海外事務手数料がかかりません。
※参考:Revolutブログでは、海外事務手数料について詳しくまとめられているのでご覧ください。
https://www.revolut.com/ja-JP/blog/post/how-to-exchange-currencies/[リンク]
使用後は自動的に削除! Revolutの1回きり使い捨てバーチャルカード
早速申し込んでいきましょう。
新居さん「ちょっと待ってください!」
筆者「?(え、また何かミスが……)」
新居さん「1回切り使い捨てバーチャルカードを試してみませんか?」
筆者「スタンダードプランの私でも使えます?」
新居さん「ええ。カード情報が取引毎に自動生成されるので、オンライン取引がより安全になるんですよ」
筆者「いいですね!海外のサイトにカード情報を入力するのは、ちょっと不安があったんですよ」
新居さん「今回は韓国の大手鉄道会社なので不安はないですが(笑)」
筆者「あ、1回使った後のカードはどうなるのですか?」
新居さん「1回使用したカード番号は、使用後に自動的に新しい番号に変更されます。なので、“新しいカードになる”という感じです」
というわけでRevolutアプリでサクッと1回きり使い捨てバーチャルカードを追加し、空港鉄道ウェブサイトの決済画面に「使い捨て」のカード番号を入力。無事に乗車券を購入できました!
※すべてのサービスにRevolut「使い捨てバーチャルカード」を登録できるわけではありません。
(写真:使い捨てバーチャルカードは1日最大5回まで発行可能。他のRevolutカードと同様に名前やメモを自由に書き込むことができて便利。)
(写真:Revolutを使って初めてウォンで支払い(外貨建て決済)。決済完了の即時通知が届くので確認しよう)
07:10 ⑤韓国配車サービスの決済方法にRevolutカードを設定
電車内ミッションの最後に、現地でのメインの移動手段とする韓国の配車サービスを設定していきます。韓国のタクシー料金は日本と比べてリーズナブルなので、使わないわけにはいきません。
今回は韓国大手の配車サービスを利用しましたが、筆者が感じるメリットをまとめるとこんな感じです。コスパもタイパもスバラシー!
■ 韓国配車サービスのメリット
・韓国はタクシー料金がリーズナブル
・事前にアプリ上で行き先(入力は韓国語あるいは英語)を設定できるので言葉が通じなくても問題ない
・アプリ決済(自動決済)で車内での支払いが不要となり時間を節約できる
この配車サービスではアプリの言語を日本語に設定できたので特に困ることはなく、アプリをダウンロードした後は「マイ情報」から「決済手段の管理」に進み、「海外発行カード」をタップ(注:「クレジットカード」ではなく「海外発行カード」をタップ)。
ここ(海外発行カード)に、Revolutカード番号(使い捨てではない通常のカード)を入力してみます。
事前にネットで調べたところ、「韓国配車サービスのアプリには韓国発行のクレジットカードしか設定できない(≒日本人の場合、多くは日本発行のクレジットカードなので設定できない)」といった(企業公式ではなくアンオフィシャルな)情報も見かけたので半信半疑だったのですが……。
「設定できた!」(実際には乗車前なので設定だけを確認)。
筆者のRevolutカードはもちろん日本発行のカード。ですが、RevolutカードはVisaデビットカードなので、Visa決済対応(※)のアプリでは基本的に登録して利用できるのです。利用の可否がわかる方法は韓国旅行記#6で詳しく紹介します。
※Visa決済対応であっても、一部Revolutカードが利用できないサービスがあります。
これで配車サービスのアプリ決済(自動決済)が可能となり、ますます現地での移動が身軽になりますね。
試しに、Revolutの1回きり使い捨てバーチャルカード番号、そして日本発行の(別の国際ブランドの)クレジットカード番号も、配車サービスの「決済手段の管理」に入力してみたのですが、ここではどちらも設定できませんでした(Revolutバーチャルカードは、利用可能なサービスとそうでないサービスがあります)。
海外ではこういった「行ってみないと分からない(≒現地に行って初めて分かる)」といった場面もままありますが、Trial and errorしながらの旅もまた楽しいものですよね。
07:19 成田空港駅着
時間ギリギリで電車内でのミッションをコンプリート
乗車時間78分では、最後のミッション「韓国配車サービスの決済方法にRevolutカードを設定」を、本旅行記用に写真撮影する余裕も残っていませんでした。
日本出国・韓国上陸編(#4)に続く~ZIPAIR・直通列車・配車サービスで快適移動
記事タイトルに「ようやく旅立ち編」と打ち出しながら、結局本稿では旅立てなかった、みんなの銀行とRevolut広報のふたり。電車内でのミッションが多過ぎたのだ、そこだけが反省点です。
次回のストーリーは成田空港から始まり、本当に旅立ちます。
(執筆者: みんなの銀行)
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