【寝ながら旅】寝台バスが日本でも導入! 実際に寝台バスに乗ってみた感想と注意点

日本で寝台バスが導入されるというニュースが報じられ、多くの日本人が注目しています。寝台バスにはフルフラットの二段ベッドがバス内部に設置されており、「椅子」ではなく「ベッド」でバス旅が可能となるのです。

ようやく寝台バスが導入された日本

そんなフルフラットの寝台バスですが、実は海外では定番の移動手段。特に長距離移動が多い中国やインドなどのアジア地域では、かなり昔から導入されています。2025年になり、ようやく寝台バスが導入された日本ですが、ちょっと導入が遅すぎる気もします。とてつもなく便利なのに!

寝台バスに乗ってみた

筆者が初めて寝台バスに乗ったのは、2008年の中国。ラオス国境付近の町から中国・昆明まで、旅仲間たちと長距離移動したときのことです。そのときのようすを少しだけお伝えすると……。

チケットに書かれた番号のベッドに移動

バス乗り場でチケットを購入。すべて指定席なので、チケットに書かれた番号のベッドに移動します。大きな荷物は預けますが、小さな荷物はベッドに持ち込みます。盗まれても自己責任になります(預けた荷物も盗まれることがありますが)。

やはりフラットに寝ながら移動できるので快適

二段ベッドになっているので、体力に自信がない人や、トイレに頻繁に行く人、寝相が悪い人は、下段のほうが無難かもしれません。

敷布団も、掛布団も、枕もあるので、けっこう安眠できます。居心地の良さは、リクライニングとは雲泥の差。やはりフラットに寝ながら移動できるので快適です。他人のベッドとの間にカーテンも何もないので、プライバシーはないようなものでした。2025年現在は、プライバシーを完全に守れる寝台パスがあるようです。

足の臭いを嗅ぎながら長距離移動!?

寝台バスに乗る際の、最大の注意点は「足の臭さ」です。寝ると頭の部分に他人の足がくるので、その人の足が臭かった場合、足の臭いを嗅ぎながら長距離移動をしなくてはならなくなります。足が臭い人が掛布団で足を覆ってくれると少しはマシなのですが……。こればかりは運です。

日本の寝台バスでは、その問題が解決されていることを願います。

寝台バスがスタンダードになると嬉しい!

日本にも導入された寝台バス。今後、バスによる長距離移動のスタンダードな形式になる気がします。そのうち、リッチな寝台バスも導入されるのではないでしょうか。期待です!


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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